- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
こんにちは!
暖かい日と冬の寒さと、日替わりのような日が続いていますね。
天候のボラティリティ(変動性)は、株式市場同様、近年高くなっている気がします。
天候と株式市場の“相関性”は調べたことはありませんが・・・(苦笑)
さて、5日、中国では全人代(全国人民代表大会)が開幕しました。
その中で、経済成長率の目標を、今までの8%前後から7.5%に引き下げると発表がされました。
その他示された目標としては、
1.財政赤字のGDP目標1.5%前後に引き下げ
2.消費者物価の上昇率を4%前後に抑制
3.不動産価格の下落促進
などが挙げられます。
中国は、今まで2ケタ成長が続き、2011年も目標8%前後だったものが、9.2%と好調を維持しています。
ただ、反面、不動産が“バブル状態”となっているとともに、インフレが続いているため、中国政府としては、少し成長スピードを減速させ、安定成長に導き、バブル発生を防ぎたいという思惑があるのだと思います。
私も、常に中国の「不動産バブルには警戒が必要」としてきましたので、今回の方向性としては間違っていないと思います。
ただ、経済は生き物ですし、また中国の旺盛な上昇志向、成長意欲が減退するとは思えません。
統制経済のため、先進国に比べ国の意向は反映させやすいとは思いますが、「有り余った資金」と、「格差社会への不満」をうまくコントロールできるかどうかが、ポイントではないかと思います。
先進国経済が、本格回復するにはまだまだ時間がかかる中、ある意味、世界経済は“中国頼み”の点は否めないので、ここはうまくソフトランディングしてもらいたいところです。
引き続き、中国の動向からも目が離せないですね。
さて、この時期、これから花粉症の人は憂鬱な日々が続きます(私も医者に行ってきました)。
しばらくは、“桜の開花”を楽しみに頑張ってまいりましょう!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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