今年の感想として
1.全体的に出展企業が減少したように思えました。
昨年までは似たような商品を各社が出展していましたが、福祉機器の業界も淘汰の時代(生き残りの時代)がやってきたとも言えます。
2.介護予防に力を入れた(訓練マシンのような)機器の出展が目立ちました。
3.自助具販売コーナーでは、その場で購入が出来るため、多くの方が利用されてました。
4.車椅子(車イス)の自動化(機械化)が今年のキーワードのような気がしました。
現在使用している車いすも後付で全自動化できるなど、バッテリーの小型化や新規メーカーの参入で活気づいてました。便利になる一方で、上半身に残存機能が残っておられる方は、プッシュアップのちからが低下する懸念もありそうです。。
また、昨年の感想でも書いた、「立位で載れる車椅子」関連は、北欧やドイツのメーカーだけでなく日本のメーカーにも導入され身近になりつつあります。
今年の目玉製品として、朝のNHKニュースでも取り上げられた「ベストポジションバー」は私もお各様にオススメしたい手すりです。天井補強が必要になりますが、好きな場所に手軽に設置できるところが魅力です。
今年の最新情報を仕事に活かし、より住みやすい環境をご提供してまいりたいと思います。
国際福祉機器展2006についてのコラム
http://profile.ne.jp/ask/column_detail.php/4049
国際福祉機器展2006の感想コラム
http://profile.ne.jp/ask/column_detail.php/4083
ベストポジションバー メーカーHP
http://www.dipper-hokumei.co.jp/index2/index2.html
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
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