- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
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こんにちは!
さて、先週は公的年金の運用についてコメントしましたが、今度は保険料の「納付率」の問題です。
厚生労働省によれば、2010年度の国民年金保険料の納付率が、”59.3%”と3年連続で過去最低を更新しました。
国民年金は、もともと「自営業者」の年金といわれてきましたたが、いまやその構成比は大きく変わってきています。
(国民年金加入者の構成比)
無職 30.6%
非正規労働者 26.1%
自営業者 15.9%
厚生年金未加入の会社社員 13.3%
自営業者の家族 10.3%
※2008年調査
この調査結果をみると、無職と非正規労働者(パートなど)の人を合わせると、何と56.7%に上ります。
無職の方は、低所得を理由に保険料が免除になっている人もいるかと思いますが、非正規労働者については、約7割の人が保険料を納めていないという結果になっています。
生活が厳しく払えない方や将来の年金制度への不信感から、保険料を納めていない人も相当数いるのではないかと思われます。
また、この納付率には、保険料免除者は含まれていないため、全加入者に対する納付率でみると、何と前年比1.3%低下し、“42.1%”となっています。
年金の負担者人口が減少している中、納付率も上がらないとなると、やはり抜本的に年金制度を改革しない限り、早晩、年金制度は立ち行かなくなることでしょう。
「未来予想図が描けない」
これが最大の問題です。
まずは、やっぱり、「自分年金」ですねぇ~
できることから、頑張りましょう!
さて、本日はメルマガの発行日です。
今回は、「高利回り債券」に投資するファンドをご紹介しています↓
年金の利回りよりは、期待できそうですよ(笑)
http://www.mag2.com/m/0000121186.html
では、今週も、穏やかな週末となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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