- 辻畑 憲男
- 株式会社FPソリューション
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
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03-3523-2855
対象:教育資金・教育ローン
学資保険は長期の固定金利の商品です。すなわち、今の低い金利が17年間、18年間と固定されるのです。そうすると1つリスクがあります。それは、インフレリスクです。インフレリスクとは物価上昇による貨幣価値の下落リスクです。例えば、今100円ショップでいろいろな物が買えますが、そのショップが10年後に1000円出さないと買えなくなった場合には貨幣価値が10分の1になったということです。すなわち、100円を10年預けて10年後に1000円にならないと手元の預貯金が減るということになります。このリスクをインフレリスクといいます。
もし、学資保険で教育資金をためるのであれば、途中で市場金利が上昇した場合に解約して他の金融商品に移しても元本割れリスクを軽減できるように保険料の支払い期間を10年など短期にするといいです。もちろん17年間の支払いで17歳のときに受け取るなどの契約よりも利回りがUPします。いかにインフレリスクをヘッジできるかを考えて学資保険を検討してみましょう。
このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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