子どもたちの夏休み

子どもたちに夏休みをどのように過ごさせるか、保護者は毎年考えますが、今年もそんな時期となりました。

私は、土日に小学生の子どもたちの付き添いとして、房総の海へ一泊二日のサマーレクリエーションに参加してきました。子どもたちは親元を離れて２日間、海で泳ぎ、スイカ割りをし、砂山を作り、磯でカニやヤドカリを採るなど、目をキラキラさせながら活動をしていました。

サマーレクリエーションは、毎年行っているのですが、今年は海の放射性物質の安全性のことがあるのか、単に気温が低かった理由なのか、泳ぎに来ていた観光客は例年より少ない状況でした。

子どもたちの付き添いは疲れますが、外で思いっきり遊ぶ姿とその笑顔に、私たちスタッフは癒されます。

しかし、夏休みになった今でも、原発の事故により屋外の活動を制限されている子どもたちが大勢いることも事実です。そんな子どもたちにも夏休みの期間中、自然のなかで思いっきり夏休みを楽しんでほしいと思う気持ちでいっぱいです。

同じような気持ちの方が集まり、この夏休みは各地で様々なボランティア団体がイベントを企画したり、多くの方がボランティアに行ったりされていると聞いています。

私の知人はボランティアで「２０１１福島の親子サマースティＩＮ広島」を企画運営しています。ひとりひとりの力は小さくても同じような思いを持つ方が集まり、もっと多種の活動が、大きく全国に広がることを期待してやみません。

２０１１福島の親子サマーステイＩＮ広島　→　http://www.maplee.jp/