リーダー道! テンションよりもモティベーションをあげる - 組織改善・風土改革 - 専門家プロファイル

悠木 そのま
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リーダー道! テンションよりもモティベーションをあげる

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プロ講師養成スクール 高野 登 伝説のセミナー

東日本大震災によって、経営環境が大きくシフトしました。
厳しく、苦しい状況に直面されているビジネスパーソンも多いことでしょう。

そんな中でのゴールデンウィーク。休める人、休めない人、休まざるを得ない人、
日本中に喜こもごもの物語がつづられていそうです。

入社から緊張続きだった新入社員たちもほっと一息、ついている頃でしょうか。
 
震災危機の今年でなくても、新入社員の緊張感の高さには毎年、心が洗われるようです。
とにかくテンションが高い! 何をするにも前向きで謙虚で、気持ちがよいものです。

それが半年後、秋のフォローアップ研修にお伺いすると、新入社員の多くが
意気込みだけではやっていけない無力感に打ち沈んでいます。

「テンションは高いが、モティベーションがないのが新入社員!」

とは、主宰するプロ講師養成スクールのスーパーヴァイザー高野 登の
『プロ講師養成スクール 白熱研修』の研修中の名言です。

ちなみに、高野はザ・リッツ・カールトン・ホテル&リゾーツの元日本支社長で
2009年に長野市長に立候補し、現職に僅差にせまった型破りのカリスマリーダーです。

高野は、新入社員たちのテンションが下がりきる前に
モティベーションを育てよう、と提案しているわけですが
テンション(tension)とは「緊張、張力」を意味する英語で
「やる気」を意味する造語として、日本ではすっかり定着しています。

一方、モティベーションとは、何かに向かう「意欲」です。
人々を突き動かしていく原動力でもあり、「動機」と訳されることもあります。

つまり、テンションが高く、モティベーションがないとは
やる気ではあるけれども、何のためのやる気なのか
何をめざしているのかが明確ではない、気分的な瞬発力を指します。
そうですね。これは、新入社員だけではないかもしれませんね。

中堅になっても、ベテランになっても、いつもモティベーションが高いか
と問われたら、私には「いつも…」と答える自信はありません。

また、仕事がら、自他のテンションをもりあげて
目標達成、課題達成をめざそうとする人と出会うことがありますが
短期的にはともかくも、テンションだけのやる気は長続きしません。

テンションが切れると、チームが停滞して、成果が頭打ちになります。

それなりのキャリアを積んで、人前に立つ、人の上に立つ人になったら
私たちはいつも、いつでもモティベーションを保つための挑戦と内省を
続けなければ、リーダーとしての責務を果たせません。

プロ講師養成スクールでは、高野 登などカリスマ講師たちとともに
『LSTP(リーダーシップ・スキル・トレーニング・プログラム) AA版』
『リーダー人財が育つ! 白熱研修』などの研修・セミナーをとおして
リーダーのモティベーションの源泉を提供し続けています。
http://prokoushi.jp/

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