- 山中 伸枝
- ワイズライフFPコンサルタント
- ファイナンシャルプランナー
対象:年金・社会保険
老齢基礎年金の部分は、「みんなで支えあう、助け合い」なので、自分の老後のためにお金を積み立てているのではありません。
でも増やす部分については、自分のために自分でお金を積み立てる部分です。おまけに積み立てとして将来のために使ったお金は、税金がかかりませんからメリットがあります。
自営業者などの第1号被保険者の方がもらえる年金額を増やすには3つの方法があります。順番にお話していきましょう。
1)付加年金に加入する。
月々400円国民年金保険料に追加して払うと、65歳以降もらえる年金額が200円x払った年数分増えます。
40歳の方が今後20年付加年金に加入すると、400円x12ヶ月x20年=96000円の負担で、65歳から200円x12ヶ月x20年=48000円年金額が増えます。
もちろん65歳から一生涯48000円アップで年金をもらえますから、2年以上受給すれば払った金額以上の年金を受け取ることが可能です。
但し、この付加年金は「物価スライド」しません。年間48000円は、将来お金の価値が変わっても、そのまま同じ金額です。
また付加年金は、次回お話する「国民年金基金」と併せての加入が出来ません。選択肢の一つとして、検討してみて下さい。
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