学資保険代わりに低解約返戻金型保険を活用する方法-商品選び - 学資保険選び・加入 - 専門家プロファイル

平野 雅章
横浜FP事務所 代表
神奈川県
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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学資保険代わりに低解約返戻金型保険を活用する方法-商品選び

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保険 学資保険

この記事では、学資保険の代わりに”低解約返戻金型終身保険”や低解約返戻金型定期保険”を使うという方法について、商品の選び方を書きたいと思います。

大きなデメリットとして、低金利下にも関わらず利回りが長期固定になってしまうことが挙げられますが、実は低解約返戻金型終身保険の商品には、積立利率変動型というタイプもあります。これは、市場金利の変動を取り込むもので、市場金利が上昇すれば一定の基準により解約返戻金も増加します。"変動"といっても、通常のタイプと同程度の解約返戻金が最低保障されていますので、低解約返戻金型保険のデメリットを補うタイプと見ることができます。

また利差配当付というタイプも、保険会社が予定した運用利率を上回った場合に配当金を出してくれるので、積立利率変動型に近い効果があります。解約返戻率(支払った保険料に対する解約返戻金の比率)に差がなければこうした商品を選びたいですね。

また、低解約返戻金型終身保険と低解約返戻金型定期保険を比べると、保険料払込終了後の解約返戻率は一般に定期保険の方が高いのですが、基本的には積立利率変動型や利差配当付はありませんので、終身保険に比べて有利とは限りません。

従って、保険料払込期間の長短も考えながら個々の商品の解約返戻率を比較して、終身保険にするか定期保険にするかを考え、また、終身保険にするならば積立利率変動型か利差配当付かも、総合的に判断することになります。

もちろん、学資保険の払込保険料に対する満期金の返戻率とも比較すべきなのは、言うまでもないですね。

実際の私の個別相談では、さらにネット銀行の積立定期預金や一時払を検討するのであれば社債、国債、サムライ債等とも比較し、相談される方に適したものをアドバイスしています。

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