元気な日本復活特別枠評価会議でパブリックコメント募集中 - 決算対策・税金対策 - 専門家プロファイル

平 仁
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元気な日本復活特別枠評価会議でパブリックコメント募集中

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税制改正 平成23年度税制改正

昨日13日、首相官邸で「元気な日本復活特別枠評価会議」の

第1回会合が開催された。

同会議は、予算編成の過程の透明性を高め、国民の声を予算に反映させる

ための試みとして、「元気な日本復活特別枠」に関する189事業に関して、

10月19日17時締切でパブリックコメントを求め、寄せられたコメントを

基に優先順位を付けて評価を行うという。

 

我々国民に向けて求めているパブリックコメントは、

「元気な日本復活特別枠」に関するパブリックコメントですが、

~政策コンテスト~予算編成にあなたの声を!

とのサブタイトルが斬新ですね。

http://seisakucontest.kantei.go.jp/

 

パブリックコメントを求めるという手法は、従来からあるにしても、

民主党政権は積極的に活用されていますね。

是非とも我々の声が活かされる改革をお願いしたいところです。

 

玄葉国家戦略相は、11月初旬にパブリックコメントの報告を受けて、

要望評価の基本方針や各府省からの要望ヒアリングの進め方について

協議するために、2回目の会合を開催し、11月中旬にヒアリングを実施、

12月初旬をメドに政策の優先順位付けを行うとの方針を、第1回会合後の

記者会見で明らかにしました。

また、「この会議はあくまでも予算編成を透明にするための一環として

進め、最終的な予算編成のメリハリはこの評価会議を通じて決まっていく

だろうし、民主党らしい予算に仕上がるように議長を務めたい」との

意気込みを語っています。

 

予算編成や税制改正大綱の編成作業が透明化されることは、

法の予測可能性の確保のためにも、非常に重要だと思います。

平成16年度税制改正を巡る不利益遡及立法事件(東京高裁平成21年

3月11日判決、東京高裁平成20年12月4日判決、福岡高裁平成20年

10月21日判決)について、訴訟が提起されざるを得なくなった原因は、

当時の自民党税調における議論の密室性ゆえだったと言えるだけに、

透明性の確保は非常に重要です。

 

実りある議論を期待していますよ。

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