- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
以前、同じ様なことをコラムに書いたことがありますが、工務店の仕事は近年すごく、難しくなってきました。
コンプライアンス、ローンや保険などの金融のこと、メンタルのこと、インテリアのこと、家電や設備のこと、マーケティング知識、通信回線などのこと、国や地方自治体の補助金のこと、消防設備などのこと、不動産のこと、税金のこと。
その中から、住宅建築に必要なことを抽出して、情報開示することを求められます。
要するに知術のない住宅屋は必要なくなったのです。
現にここ6、7年足らずで、通称ゼロイチ工務店(0~1棟/年)を中心に5万社以上が消えてしまいました。
ものづくりを磨き、理科的知識を研鑽し、設計力を向上させ、金融や法律を学び…。
昔のように大工さんでは、家が建てられなくなってしまいました。
日々進化を余儀なくされる家造りの仕事。
依頼先を決める時は、選ぶ会社の知見も広さや深さを見極めてほしいものです。
(画像は週1回開催している三上プロジェクトの議論風景)
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