売上が増えたお店は14%、下期増えると答えたお店は16.9% - 飲食店経営全般 - 専門家プロファイル

河野 祐治
株式会社 飲食店繁盛会 飲食プロデューサー
東京都
飲食店コンサルタント

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対象:飲食店経営

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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売上が増えたお店は14%、下期増えると答えたお店は16.9%

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22日の日経MJによると、今年の上半期(1月~6月)に

売上が増えた飲食店は14%とのこと。

 

年商2千万円以上のお店だと20%以上で、

それ未満のお店だと9.3%。

 

小規模店ほど厳しい状況です。

 

下半期(7月~12月)の売上見通しで、

増えると答えたお店は16.9%。



これらの数字が高いと見るか、低いと見るか。

 

人によって意見が分かれると思いますが、

私は、妥当な数字だと思っています。

 

そもそも、開業後3年以内に7割が潰れる業界だし、

繁盛店や、一生懸命真面目に努力しているお店の割合も、

その程度だと思うからです。



売上アップのために取り組んだことを見ても、

1番多いのは「常連客に対するサービス(29.6%)」で、

2番目が「低価格メニューを用意(約29%)」ですが、

売上が増えたお店で多かったのは、

「有機野菜や地元食材の利用」です。

 

そして、「特に何もしていない」が約20%強あるのですから。



30年の歴史を持つ老舗高級フレンチの「シェ松尾」の

経営難による事業譲渡が話題になっていて、

不景気と結びつける論調もありますが、

ひらまつを含め、好調の高級店はたくさんあります。

 

MJにも、一時下がった売上を回復させた

高級店の事例が載ってます。

 

あくまでも「経営」の問題です。



景気や外部環境は、あくまでもマクロ(業界全体)の問題です。

 

ミクロ(個店)の問題ではありません。

 

うちのクライアントもそうですが、

世の中には繁盛しているお店がたくさんありますから。



【個人の小さな飲食店が景気や政治を語るな】

ということです。



飲食プロデューサー、中小企業診断士 

河野 祐治 

 

 

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