
- 釜口 博
- BYSプランニング ファイナンシャルプランナー
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
ファイナンシャルプランナーが天職!
BYSプランニングの釜口です。
今回のコラムは、毎月積立型投信の購入から経済の勉強を始めましょう、というテーマでお話しさせていただきます。
資産運用という言葉を聞くと、大きなお金をまわすというイメージを持たれる方もいらっしゃるかも知れませんが、まとまった資金が
なくても、資産運用を始める方法があります。
それが、毎月積立型の金融商品。
毎月一定金額を積み立てることによって、数年後には思わずニンマリするようなお金になるのが、毎月積立型貯蓄の効果。
少額からから積み立てられる金融商品には、
1.積立定期預金
2.投資信託=投信
3.ミニ株
4.純金積立
などがある。
どれも少額から積み立てられ、自動的に銀行口座から引き落とされますので、若い世代も手軽に資産運用を始められます。
株式や投信、金などの価格変動がある金融商品は、投資を始めるタイミングに迷いますが、積立型ならば価額が低い時にはたくさん
買え、高い時には買える口数が減るという自動リスク調整機能が働きますので、タイミングに迷うこともありません。
※上記内容のことを「ドルコスト平均法」と呼びます。
私が若いご夫婦におすすめしている毎月積立型金融商品として投資信託(=投信)があります。
あまり知られていませんが、最近、毎月積立投信が少額(1,000円)から始められる商品も出てきています。
毎月積立型投信を選択する時は以下の条件を重視していただければ、リスクが抑えながら資産を増やすことが可能です。
1.ノーロード(購入時の手数料が無料)
2.信託報酬が低い・・・1%以下
3.インデックス型・・・株価指数に連動するタイプ
4.バランス型・・・株式、債券をバランスよく分散した投信
※債券が50%、株式が50%という割合で、それぞれ国内と国外に分散するようなポートフォリオ
上記条件に適合するような投信を、10年継続したとすれば、過去40年ほどの実績では年利7%程度になります。
毎月1万円の積立を年利7%で10年間積立をした場合、
120万円の原資に対して、10年後177.4万円が積み上がります。
では上記のような投信をどこで購入するのかですが、
「ネット証券」や「直販ファンドを買い付け」という方法をご選択いただきたいと思います。
決して銀行や証券会社の窓口では購入しないで下さいね。
1~3の条件に該当するものを薦めてはくれませんので・・・
ネット証券は、楽天証券、SBI証券、マネックス証券など
直販ファンドは、セゾン投信、ひふみ投信、鎌倉ファンド、かいたくファンド、楽知んファンドなど
※楽天、SBI、マネックスとも直販型のファンドもあります。
毎月積立型投信をやり始めれば、ご理解いただけると思いますが、やはりお金のことだから気になり始めます。
銀行や証券会社の担当者に薦められて購入するわけではなく、ご自身で購入するわけですから、ネット上や新聞など購入した
ファンドの基準価額などを見るのが習慣になり、基準価額の動きと経済や為替の動きが連動しているのが分かるようになります。
そして、そうこうしている内に、世界の経済状況や為替のことに興味が湧いてきます。
つまりですね!
少額の積立型の投信を買うことによって、経済の勉強ができるのです。
20代、30代の方は、お金を貯めながら経済の勉強をするという意味でも積立型投信を始めてみてはいかがでしょう。
ご質問等はお気軽にメールか携帯まで・・・
メール:waku@bys-planning.com
携帯メール:kamann-wakuwaku@docomo.ne.jp
Tel:06-4305-4425
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