
- 中村 泰彦
- 有限会社ワイ・エー・エス 代表取締役
- 東京都
- 研修講師
対象:人材育成
さて、色々な研修のお打ち合わせをさせて頂いていると、こんな言葉を耳にすることがあります
「当社の社員にはもっと周囲を巻き込んで主体的に仕事に取り組んで欲しいんですよね」
主体的に仕事に取り組んで欲しいのは分かります
問題は前段の部分 「周囲を巻き込んで ・・・ 」
いつかのブログ(メルマガだったかも)にも書いたかもしれませんが
巻き込むということは相手からすれば「巻き込まれる」訳です
皆さんは「巻き込まれる」と言う言葉をどのような時に耳にしますか
ニュースで耳にするのは、圧倒的に「災害」や「事故」などのケースなんですね
巻き込まれた方は堪ったものじゃありません
「周囲を巻き込む」というメッセージを研修で使うと受講者は違和感を覚える場合もあり
この「違和感」というのが受講姿勢や現場での活用などにも影響を及ぼしたりするのです
ところが、人材育成業界の色々な方とお話をしていると
皆さん普通に「巻き込む」という言葉を使っているのに驚いたりします
「巻き込む」 ⇒ 「働きかける」
そんな言葉に変えることにことによって、随分イメージは変わってくるのですけどね
ネガティブなインパクトを与える言葉を使わない!
使う場合は、後からポジティブな言葉でフォローする!!
これって、結構大切なポイントだったりします
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