- シェシャドゥリ(福田)育子
- 松戸こころの相談室 メンタルヘルスコンサルタント
- 千葉県
- メンタルヘルスコンサルタント
2000年、私がマギル大付属の語学学校で英語を学んでいた時のことです。
「インターナショナルの学生に英語を教えることは 楽しいけれど 時々とてもストレスを感じる。」
とV先生が言われました。
「先生、あなたは教師として素晴らしいけれど アドラー心理学の対応を学ばれれば もっと良い先生になれると思いますよ。」
と答えました。すると
「教えて欲しい。」
私は V先生の授業の中で実際にあった例を基にして ロールプレイをしました。
先生:スー、昨日どうして欠席したんだ。
スー:寝坊しました。
先生:何時に起きたんだ。
スー:9時半です。
先生:家から学校まで どれだけかかるのだ?
スー:45分位です。
先生:それなら 欠席しなくても来れたじゃないのか?毎日、毎日が大切なんだよ。
スー:無言で ほおを赤くする。
スーは19才の愛らしい中国人の女生徒です。先生の役を私がし、先生にはスーの役をして頂きました。そして もう一つの例を出しました。
先生:スー、昨日欠席したから 心配していたんだよ。きょうは顔を見れて 安心したよ。
V先生は
「これだけ?」
と。私は
「そうです。これだけです。」
すると V先生は 数分無言で何か考えておられました。そして
「分かった。」
と おっしゃいました。私は どこまでお分かりになったのか 疑問でしたが その場はそれで終わりにしました。
続きは 10年の実践(2)でお伝えしたいと思います。
このコラムに類似したコラム
ストレスマネージメント 渡辺 昧比 - ヨガインストラクター(2015/10/07 15:03)
セルフセラピー・3つの対策 松山真己 - 臨床心理カウンセラー/パーソナルコーチ(2014/03/04 14:58)
日々の行動で女性ホルモンを活性化 徐 大兼 - 鍼灸師(2013/11/10 10:20)
機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)臨床報告 vol2 山中 英司 - カイロプラクター(2013/08/20 16:41)
身に着ける色でラッキーを 清水 ヒロミ - メンタルヘルスコンサルタント(2013/03/20 18:52)