多くは、相談したいのですが・・というものです。
しかし、講義をしている時間や、会議に参加している時間は、もちろん、お受けできません。
だから、着信履歴を見て、時間ができた時に、折り返すようにしているのですが・・・
昨夜から今朝にかけて受けた「間違い電話」には、閉口しました。
ことの発端は、土曜日の20時を少し過ぎたころ、1本の電話がかかりました。
不思議なことに、2回ほどの短い呼び出しの後、すぐに切れてしまいました。
わたしは、ちょっと心配な人に、もし何かあったら、ぜひ電話してくださいね!とメールを入れたばかりだったので、もしかしたら、その人からの着信だったかも知れないと思い、すぐに折り返しました。
しかし、留守番メッセージが流れてしまい、何度かけてもつながりません。
ますます、心配にはなるものの、自宅の電話番号は知らないし、知っていたとしても、自宅にかけるのは憚られる内容だったので、心を残しつつも、翌日に回すことにしました。
そして、今朝。
9時を回ったので、日曜日でも、そろそろお目ざめかなぁ?っと思い、着信履歴を使って再度連絡。しかし、今回も呼び出しもせず、留守番メッセージになってしまいました。
こうなると、仕方がないので、あきらめかけたら、先方から電話がありました。
「9時過ぎに着信があったけど、おたくどなたさん?」と、会話はスタート。
「いえ、昨夜いただいた電話番号から、折り返しておりますが?」と申し上げても、先方は、「わたしはかけてない」と、紋切調で繰り返すだけ。
挙句に、「お宅どちらにお住まいなの?」と、本題とは何の関係もない質問が浴びせられました。
ようやく、相手が誰かがわかったのは、相手がシェアした住所地からで、それは、残念ですが、交流を閉ざしている親戚からのものと判明。
わかるとなると、かけ間違ったお詫びもなく「がちゃん!!」と、電話を切られました。
身内から学ぶ、失礼な事例だったので、ここでのテーマにしましたが、
間違えた意識がなくても、携帯電話は、ちょっとしたはずみで、ボタン操作が可能になることがあります。
かけた覚えがなくても、厳然と、相手の携帯には着信の履歴が残っているのです。
一言、「失礼しました」と言って電話を切るのが、大人の常識というもの。
このコラムを読まれる皆さんも、うっかり発信してしまう可能性は秘めています。
どうぞ、お気を付けくださいね。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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