◇コラム お金が残る家と残らない家の黄金法則
こんにちは、八納啓造です。
先日、友人でもありベストセラー作家の本田健さんが「お金がいやでも
貯まる5つの生活習慣」という本を翻訳されました。
この本は今の時代をうまく乗りこなしていく為に、外せない知恵が沢山
書いてありますので、お薦めの本です。良かったらご覧くださいね。
さて、そんな彼の本を読んでいると建築家としても沢山の気づきがあり
ました。その中でも「資産運用に成功している人は、長持ちするものを
買う傾向がある」というのは、なるほど〜、と思いました。
例えば「億万長者の人は、時計で言うと、ローレックスよりも3万円
くらいまでのセイコーの時計をしている人の方が多い」という記述は
興味深く、その理由は「長持ちしながら正確で、コストパフォーマンス
が高いから」のようです。
もちろん全ての人がそうだとは思いませんが、何の為にお金を使うのか?
という視点がとても明確でクリアーだということは共通して言えるでしょう。
またこの本では、住いのことに関しても言及しています。
詳しくは、著書をご覧頂きたいのですが、総括的にこの本の主旨と照らし
合わせた「成功している人たちの住い観」を私なりに解釈すると次のよう
になります。
●長持ちする家程、コストパフォーマンスが高く好んでいる
●家を住む満足感は、ローンの残高と反比例しやすい
●住むエリアで、お金の残る家と残らない家に分かれることを知っている
●必ず、収入以下の支出で押さえる生活をしている
●多くの場合は、車にお金をかけない
●ブランド品よりも品質がしっかりしていてコストパフォーマンスの高い
ものを選ぶ傾向がある
●お金の専門家をチームに入れて、ライフスタイル全般から資産運用を
考えている
1つ1つの話を掘り下げていくだけでも、1時間づつぐらい話が出来そう
ですが、一番大切なのは、上記を統合的に捉えたライフスタイルと自分の
ライフスタイルとの差異に気づくことでしょう。
このライフスタイルに対する価値観の差異に気づき、ライフスタイルの
設計図を書き換えることが「お金が残る家」で一番大切な要素でしょう。
今後もこのメルマガでその辺りを掘り下げていこうと思いますが、今回は
総論としてお話ししました。
また、来週末の13日に広島で開催する勉強会や、来年全国で開催する
予定のセミナーでもお伝え出来ればと思います。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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