アコード租税総合研究所、設立 - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士
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アコード租税総合研究所、設立

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先週の22日金曜日8時半過ぎから、
アコード租税総合研究所の設立総会が開催されました。

日本税制研究所が主催して開催されてきた
国税通則法研究会(主査:酒井克彦国士舘大学教授)を
発展させる形で新たに立ち上げることになった研究所ですが、
酒井先生から手伝ってくれないかとのオファーを頂き、
私も設立時から監事として参加させて頂くこととなりました。

酒井先生を所長として立ち上げる研究所ですが、
品川芳宣早稲田大学教授を顧問に、今村隆駿河台大学法科大学院教授、
吉村典久慶應義塾大学教授らに理事として参加頂いており、
新進気鋭の秋山税理士(本所支部)にも事務局をお手伝い頂くことになりました。

設立後の連絡先として、秋山税理士の事務所と私の事務所が連絡先になるため、
私のほうもスタッフに事務連絡のお願いをしているところです。

今週に入り、所長たる酒井先生自ら関係各位に働きかけをされておりますので、
業界関係者にも近いうちにご案内があるかと思います。

アコード租税総合研究所の設立を記念して、
来る8月3日月曜日18時より、東京税理士会館において、
シンポジウムを開催することが決まっております。

随分先の話ですが、まずは宣伝まで。

詳しい内容まで私が把握していないため、やりますよ、としかまだ言えませんが、
酒井先生、今村先生らにご登壇頂き、
「研究者と実務家、そして課税当局との橋渡し」としての役割を果たすべく、
新しい研究所のコンセプトに沿ったシンポジウムを開催する予定です。

スタッフからは「また余計なお金にならない仕事を・・・」と非難されそうですが、
税理士業界全体のレベルアップ、そして、税理士という職業専門家の
社会に対して果たすべき役割の明確化のためにも、
私ができる範囲のご協力をしたいと思っています。

設立メンバーを見る限り、何か私だけ場違いな気がしないでもないんですけどね。
どちらかというと通説的見解で課税当局寄りの見解をお持ちの方が多く、
「売られたケンカは買いまっせ」的な私の立ち位置とは異なる先生方
(それも大家といわれる先生方)が多いので、
監事を受けるのが私で良いのかなという感がしないではないのですが、
私も何でもケンカを打っているわけではないし、師匠は国税OBですからね。
ただ、理屈に合わない課税処分に対してはトコトン闘うというだけなので、
この研究会の設立に参加される多くの先生方と立ち位置が全く異なる
というわけではありません。

それにこの研究会も「研究者と実務家、課税当局との橋渡し」としての役割を
担おうというコンセプトは私の研究スタンスとも合いますしね。

酒井先生からは、さしあたり月2回くらいのペースで研究会を開催し、
その成果を皆様に還元できるようにしましょうと言われております。

私も実務研究者として頑張っていきたいと思います。
そういう意味では、日税研論文賞を税理士の部で受賞した秋山税理士が
参加していることは心強いですね。