旅行中のクレジットカード問題

息子は来年4月から

就職することが決まりました。就職すると、学生のような長期休暇はないので、息子が最後の夏休みをすべて海外旅行に費やすと決めたのは５月のことでした。　

日程は８月１０日から９月３０日。

アメリカが一番の目的地でしたが、

直接行くと飛行機代が高いのと、行ってみたかった中国は乗り継ぎの場合のみビザ免除になるということで、上海→タイ→マニラ経由でサンフランシスコ→ロサンゼルスとラスベガス→マニラ経由で香港と深圳→台湾→韓国という計画を立てていました。　

息子はすべて自分で飛行機や宿の予約をしました。見学してみたい場所も自分で調べて、予約が必要な場合は自分で予約していました。マップをクリックするだけで、現在地から目的地への行き方が表示されるアプリも自作し、ブログに載せる写真を何枚かまとめてアップロードできるシステムも作っていました。　

旅行時に持って行くお金は、

タイ入国時に必要な金額の現金の他に、デビットカード１枚、クレジットカード１枚を持たせていました。ネット上ではPayPal払いや、２枚目のデビットカードも使える状態でした。

問題が起きたのは、

アメリカからマニラ（フィリピン）に到着して観光していた時でした。息子からカードの不正利用の疑いがあるいう知らせが来たと連絡が来たのです。解除するには本人が指定された番号に電話するか、自宅電話から電話しなければいけません。息子は自分の携帯からは電話をかけられないというので、カード会社のホームページにアクセスして、不正利用ではないことを報告し、自宅から電話をかけるという作業が必要になりました。一度解除したら大丈夫かと思ったら、Grabタクシーを利用する度に何度も同じことが起こりました。出張先にいる時に連絡が来て、すぐに自宅に帰れないことも多く、カードが使えなくなったらどうしようとあせりました。それともう一つ。

８月に利用したカード枠は、

９月になったら復活すると勘違いしていました。実際は８月分の支払日の９月２７日に支払うと、カード枠が復活するのです。まだ旅の途中なのにあと残り３円しか枠がない！さあ、どうする！とあせりました。カード枠上限を変更してから日数が経過していなかったため、一時的にカード枠の上限を変更することもできませんでした。

そこで、こちらが対処した方法は、

前払いです。まず、電話（音声案内）をかけたら、メールが届き、そこからチャットサポートに案内され、本人確認完了後に振込先の口座が画面に表示されます。その口座に８月に使った代金を支払うと無事カード枠が復活しました。　

旅行中に、

４月から就職する会社の内定式と研修旅行が９月２７日～２９日に行われるという連絡が来ました。韓国はいつでも行ける。内定式と研修旅行は絶対行ってみたい！ということで、韓国に行く予定を変更し、台湾から東京に移動することになりました。この記事を書いている現在、まだ息子は帰宅していません。そして１０月１日からは高専の寮に入るので、お土産話を聞けるのは１日だけですが、またみなさまお役に立ちそうな情報があれば、お伝えしたいと思います。