- 大泉 稔
- 「保険と金融」の相続総合研究所
- 東京都
- 研究員
対象:家計・ライフプラン
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
相続対策には土地が重宝される傾向にあります。
そもそも理由として、時価>公示価格>路線価という傾向があるからです。
(もっとも郊外等、場所によっては時価<公示価格、というケースもあるようですが)。
つまり、「時価よりも相続税評価の方が低い」傾向を利用する、という考え方です。
が、これは相続対策というよりも、相続税対策ですね。
分割という視点で土地を観ると、土地は「分けやすい」財産とは言い難いでしょう。
「分けやすさ」という視点では、やはり「現金」です。
なお、相続対策に土地が重宝される理由に、「時価の上昇」という期待があります。
土地の時価が上昇すれば、「納めた相続税を取り返せるかもしれない」という期待です。
しかし、これも場所によるでしょう。
「相続時に考えれなかったが、相続してから数年後に、新しい鉄道路線の計画が持ち上がった」等でしたら、ラッキーですね。
このコラムの執筆専門家
- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
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