
- 大泉 稔
- 「保険と金融」の相続総合研究所
- 東京都
- 研究員
対象:家計・ライフプラン
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
取引価格(時価)や公示価格よりも低いのが路線価。路線価は、特に公示価格にくらべると2割程度、低いとされています。
それゆえ相続対策、特に相続税対策には土地が重宝されています。そして、この土地の入手に借入金を利用すれば、債務控除として、さらに相続評価を下げることができます。「価値は高く、評価は小さく」これが相続税対策です。
しかし、本日の最高裁判決は「相続税対策に重宝される土地」というイメージを、見事に払拭するものでした。例外規定を用い、路線価ではなく、時価で評価して課税するということのです。
さて、今後、どうなりますか?例外規定ということで、今回だけなのでしょうか?
このコラムの執筆専門家

- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
突然の相続で…困っていらっしゃいませんか?
突然の相続で…「株式や投資信託を相続して」困っていらっしゃる方。多額の生命保険金を受け取って戸惑っていらっしゃる方。お気軽に、ご相談ください。
「相続のお話」のコラム
【相続】アパートオーナーの法人の活用(2022/04/24 20:04)
【相続】土地の評価に登記簿は用いない?(2022/04/23 21:04)
【相続】土地の評価は「筆」ではない(2022/04/16 09:04)
【相続】相続対策に会社をつくるデメリット(2022/04/09 22:04)
【相続】相続対策に駐車場(2022/04/02 21:04)
このコラムに類似したコラム
【相続】相続の対策に土地が重宝される理由 大泉 稔 - 研究員(2022/03/23 08:36)
【相続】配偶者優遇の罠・・・配偶者の税軽減 大泉 稔 - 研究員(2022/04/28 23:09)
【相続】土地仕分けという考え方 大泉 稔 - 研究員(2022/04/20 09:47)
【相続】相続税を納めている人は何人? 大泉 稔 - 研究員(2022/02/23 14:39)
弁護士・税理士・行政書士との業務提携で『相続の総合代理店』へ 本森 幸次 - ファイナンシャルプランナー(2015/04/11 11:06)