カナダ高校留学-日本人留学生間のいじめ

カナダ中が衝撃を感じている学校での凄惨なイジメの現実。

実は、驚愕の事実ですが、日本からの高校留学生の間でも呆れるイジメの現状が報告されています。

カナダ、オンタリオ州ハミルトン地区で学校内での凄絶なイジメの結果、14歳の生徒Devan が刺殺された事件を覚えていますか。

同じ学校の14歳と18歳に学校内で殺されました。（オンタリオ州、ハミルトンの高校生刺殺される）

カナダの高校で起こっているイジメの酷さと、このイジメ殺人事件に対する世論の圧力に負けたオンタリオ州教育省が「イジメ根絶」に向けての方針を作りました。

やっと。

でも方針のみです。

殺されたDevanの母親は「州が対策を講じるのはいいことだけど、私の息子Devanが殺されるまで何もしなかったのは納得出来ない。」と。

カナダ全土で異常レベルの学校でのイジメ。

（カナダの学校のイジメは国家緊急事態レベル）

カナダの放送局CBCが大がかりな調査を開始し、各教育委員会に問い合わせを出し、過去から現在に至るまでのイジメの実態を暴こうとしています。

特にイジメが殺人にまで至ったオンタリオ州ハミルトン学区には徹底的な調査を行ったCBC。

明るみに出たのは、これまでのハミルトン学区から州教育省への報告がデタラメな数字の羅列であったことです。

州政府も教育委員会も学校も怠慢そのもの。

何の方策も講じて来なかったことが明るみに出ています。

殺されたDevanの母親は「社会全体が変わるべき。　そうでないと生徒は安全に学校に通うことも出来ない。　また社会の大人たちも、子供は実は同じ子供への暴力の加害者となり、恐ろしい行動を取ることが出来るということを認識すべき。」

正に、そのとおりです。

学校そして警察の「子供の喧嘩だから」と軽く捉えすぎる傾向には唖然とします。

この件も「子供同士の揉め事だから、学校のカウンセラーが話をすればいい。」と本気にしていなかったことも明るみに出ています。

いくら訴え出ても本気にされなかったDevanは結局殺されてしまいました。

カナダ市民であるDevanや母親が必死で訴え出ても誰も助けてくれなかったこの悲惨な事件。

では、カナダの高校で同じ日本人からイジメにあう日本人高校生には一体何が出来るのでしょうか。

日本で起こっているのと同じ、「1人を順番にターゲットとし、無視して孤立させ心理的に追い込み、恐喝を繰り返し、暴力を振るう。」

言葉の壁が大きく、親もいない留学生は、どうやって周りの大人に助けを求めることが出来るでしょうか。

醜い日本のイジメをそのままカナダの高校に持って来る日本人高校生の質の低さには言葉を失うほどです。

レベルの低い、しつけのなっていない、日本の学校での落ちこぼれ、素行の悪いのをどんどん送り続けているエージェントにまず大きな責任があります。

いかに真面目で頑張る日本人高校生がやって来ても、そこに待ち構えているのは「階級制度まで存在する醜い日本人村」。

そこに入ったが最後、親が払う高額の費用を使い「日本もどき」の日常を過ごすこととなることは留学前に果たして知っていたでしょうか。

「高校留学」とは「日本のイジメ文化という恥をカナダに輸入していること」であることを知っているでしょうか。

今後もカナダの教育関係者に「日本人村」の実情を認識させ、必死で頑張っている日本人留学生を守る活動を続けて行きたいと思っています。

カナダ高校留学を希望する日本の親子のみなさん。

エージェントの言うことは絶対信じないこと。

まずは、ここから留学を考えてみて下さい。

Devanの母親の言葉を最後に：

「学校とは家から離れた子供たちが安全に過ごせる場のはず。　より多くの人が立ち上がることで、学校はよくなる。　学校はいい場所となる。　もし、人々がほんの少しだけでも他の人を大切に思えるなら。」

"School should be your safe place away from home," she said. "The more people that stand up, the better off it will be and school will be a nicer place if people just care enough about other people."

カナダには、人の痛みが理解出来ない日本人高校生の場所はありません。

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