ゼネコン勤務時代から工務店勤務時代を含め、独立してからも多くの基礎工事業者さんとお付き合いしてきました。
工事において業者さんそれぞれクセや段取りの違いがあり、そこから経験値や技術力の高さなど分かります。
勿論、配筋に関しては図面通りに施工されますが、
・鉄筋やサイコロ(地面との間に空間かぶりを保つ)など材料保管時の品質を大切にされる業者さん
・結束線を機械化し締め具合を均一化しようと考える業者さん
・基礎立ち上がり部型枠を金属パネル仕様で精度良い躯体を作る業者さん(最近は殆どコレです)
・スラブ配筋のピッチを仕様より若干狭めて、配筋検査で寸法オーバーを防ぐ業者さん
など挙げたらキリがないほど出てきます。
杭施工がある現場は別ですが、地盤改良など必要ない土地での基礎工事は躯体が上物を支える全てなので、技術力は重要になりますね(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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