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閲覧数順 2024年04月25日更新

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一方で、内因性のうつ病には「躁うつ病」のうつ状態であることも少なくありません。躁うつ病というのは、躁状態といわれるうつ症状の対極の症状が現れる病気です。具体的には、気分の高揚、怒りっぽい、考えが次々と浮かぶ、口数が多い、気が散る、動き回る、暴飲暴食、アルコール・ギャンブル・セックスなどです。軽い躁状態ならば上機嫌であったり、仕事がよくできたり、自分も周囲もさほど困りませんが、著しくなると周囲に迷惑を及ぼして問題になります。躁とうつとは交代して周期的に生じることもあれば、両者の混じった「混合状態」となり、不機嫌でイライラした具合が続くこともあります。

いずれにしても、躁うつ病に伴ううつ状態の場合は、これを考慮した治療を行うべきです。すなわち抗うつ薬のみでなく、気分安定薬 mood stabilizer と呼ばれる薬を併用することが必要なのです。(続く)

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