うつ病からの回復(2) - 心の病気・カウンセリング - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年12月11日更新

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うつ病からの回復をうまく形容した言葉に「三寒四温」があります。これは冬から春にかけて徐々に暖かくなる天候を表した言葉で、3日寒くても4日暖かくなり、そしていつしか春になるという意味です。冬の寒さをうつ病の症状に例え、じっと寒さを堪え、日々を過ごす、日が経つにつれ暖かくなる、時に寒い日へ戻っても、長い目で見れば確実に暖かくなり、春を迎えるということです。''「冬来たらば春遠からじ」''とも言いますね。うつ病の経過も、時に眠れなかったり、落ち込んだりと、悪い日へ戻ることが少なくありませんが、長い目で見れば確実に良くなりますから、どうぞご心配なくお過ごし下さい。

病気のはじめは「不安・焦燥」「憂うつ」といった苦悶感が生じ、それこそ身の置き所がない程に苦しかったこともあったかとお見舞い申し上げますが、治療・服薬とともに次第に和らぎ、「手がつかない」「根気がない」といった意欲の低下が残ります。これは専門用語で「抑制」と呼ばれる症状で、時には結構、長期間、続きます。家庭で日常生活を送るには問題ないのですが、職場へ行き仕事をしようという気にはなれません。薬も多く飲んだり、何度も変えてみたりしても直ぐ良くならないことがあります。このような時も焦らずにゆっくりと「時間」をかけて「待つ」ことが必要です。(続く)

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