ある団地の例ですが、そこは定年を迎えられたシニアの方が多く住まわれており昼間の在宅率も高いので、訪問販売が後を絶ちませんでした。
団地には管理事務所があり、昼間は管理人が駐在しております。
あるお宅に怪しい訪問販売が来ると住民は管理事務所に連絡し、管理人が団地中にあるスピーカーを通して「今、訪問している業者は団地と何の関係もありません」と大々的に放送するので、業者も居場所がなく退散していきます。
この方式は、押し売りに弱い独居老人を事前に守るよい手段だと思います。
放送後、多くの住居の窓からその業者を覘く視線は強烈なパンチがありますよね(笑
次回は「宅配BOX」についてです。
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このコラムの執筆専門家

- 斉藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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