「こども本の森」プロジェクトは、建築家 安藤忠雄氏による 本や芸術文化を通じて子どもたちが豊かな創造力を育む施設で、中之島・遠野・神戸に続く4つ目が熊本になります。
(今年の夏頃に松山市、2026年夏頃に札幌で開館予定)
介護福祉建築において、「子育て世帯」の視点を学ぶには、子ども図書館の「色合い・開放感」などデザインを学ぶのに安藤氏の図書館が最適でした!
上部にある本はディスプレイとして固定されており、最下段に同じ本が置いてあります
階段に飾られている本は、2階の廊下から眺めて気になる本を健常者のお子さんは取りに行き、車いすのお子さんはスタッフに持ってきてもらってます。
「障がいのあるお子さまとご来館される方へ事前ヒアリングのご案内」で障がいのあるお子さまの来館に際し、快適にお過ごしいただけるよう、館内の利用について不安なことや対応が必要なことを電話やメール等で事前にヒアリングを受け付けています。
選書についてテーマごとに分けられているので、事前に気になるゾーンを伝えておくこともできますね。
私が視察したときに入館されていた子どもたちは、スタッフに「ウルトラマン関係の本はどこですか?」とか「犬の写真集はありますか?」とか聞いていたので、コミュニケーションの練習にもなると思いました♪
安藤氏設計の「光の教会」を思い出す縦スリットの光の取り入れ方
子育て世帯の住宅設計に活かすヒントをいただきました♪
このコラムの執筆専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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