結婚20年を迎えて　～夫と妻とは別人格～

今年8月11日、妻と私が結婚して20年を迎えました。

結婚当初は、

朝から深夜まで仕事が入る日も多く、将来のことをあれこれ考える余裕はありませんでした。妻は家族で旅行した体験がほとんどなかったため、休みの日に私と旅行できるのが嬉しかったようです。

結婚して4年が経った時、

体調を崩したこともあり、山口県に戻ってきました。妻は、住み慣れた広島市内から初めて出ました。

2003年春に独立し、

同時に妻の実家である和装小物店の役員（非常勤）に就任しました。本業で学んだことを妻の実家の経営に活かし、経営にかかわって感じたことを本業に活かす思いからです。弊社が経営者のお客様を相手にできるのは、妻の実家のおかげです。

なぜ離婚しないのか？

20年間、苦しい時期もあり、何度も夫婦げんかをしています。妻に、なぜ離婚をしないのか？と聞くと、「離婚という選択肢は、私にはない。」という答えが返ってきます。両親の離婚によって子供がつらい思いをするという話を、たくさん聞かされたそうです。

お客様のライフプランを作成する時、

お客様には「夫と妻とは別人格ですからね。」とお話ししています。

我が家も私と妻とでは、食べ物の好みも違いますし、休日の過ごし方も意見が分かれます。妻には、仕事のことや地域団体とのお付き合いに理解をいただいていますので、なるべく折り合うようにしています。

ライフプランで大事なことは、お金やモノではなく、愛情なのではないかと日々実感いたします。

結婚して20年、自分の力で乗り切っているつもりが、

周りの方たちの力をかなり借りています。最近になって、自分の器を大きくすることの大事さを感じます。自分の器を大きくして、今のビジネスを繁栄させて、家族がいろいろな経験ができるようにしていきます。

引き続き、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。