「ついに100兆円超え!」 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
東京都
投資アドバイザー
03-5803-2500
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月15日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

「ついに100兆円超え!」

- good

  1. マネー
  2. お金と資産の運用
  3. お金と資産の運用全般
資産運用

こんにちは!   

さて、投資信託協会の発表によれば、今年5月末時点の公募投信の残高が、

“102兆4574億円”となり、日本に投信が登場して以来、

約64年の歳月をかけて、ついに100兆円を突破しました。

 

特筆すべきは、急激に残高を伸ばしたのは、この数年であるということです。

いわゆる「アベノミクス相場」が始まった2012年11月時点で、

残高は61兆円だったため、このわずか2年半の間に、

41兆円(約68%)も残高が増加したことになります。

 

増加した残高の内訳をみると、運用で増加したのは約17兆円、

そして、新たな資金流入が約24兆円となっています。

 

また、投信の中でも残高を大きく伸ばしたのが、

海外の株式や債券に投資を行う「外貨建て資産」に投資を行う投信で、

この10年で“2.3倍”に残高が膨らんでいます。

 

結果、投信を用いた「国際分散投資」によって、資産の値上がりに加え、

為替差益も得られている投資家が増えてきていることから、

さらに資金流入が加速していると言えます。

 

従来から「国際分散投資」や「外貨資産の保有」を提唱してきた立場としては、

「やっと“スタンダードな投資法”として認知されてきた」

といった想いがあります。

 

とはいえ、世界の投資信託の残高は4000兆円にも上ります。

また、米国はその半分の約2000兆円の残高があることを考えると、

依存として、日本の個人金融資産の6%程度の構成比は寂しい限りです。

日本の将来、そして個人の資産形成の観点からも、

より有効に「国内外の投資信託」を活用してほしいと思います。

 

何はともあれ、この流れが、

“一過性”に終わらないことを願うばかりです。

 

それでは、今週末も穏やかな日々をお過ごしください。

 

 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 投資アドバイザー)
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.

世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します

信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。

03-5803-2500
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「資産運用」のコラム

「GPIFの2023年の運用実績」(2024/03/28 16:03)

このコラムに類似したコラム

ほったらかし投資はほったらかしていいの? 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2023/01/31 13:06)

【実例で見る】コロナショックと積立投資 三島木 英雄 - ファイナンシャルプランナー(2020/06/09 22:57)

「日本と世界の資産状況と資産形成への取り組み-その2」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2020/05/21 16:53)