こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
●ケース1
ひとりでいるのが辛い。
だからなるべく誰かと一緒にいるし、どうしても無理なときには電話やネットで誰かしらと繋がっていないと安心できない。
スケジュール帳に空欄があると、それだけでとても不安になってしまう。
●ケース2
みんなといると疲れちゃう。
家に帰ってくるとホッとする。
やっぱりひとりが気楽でいいや。
ふたつのケースは一見すると正反対のようですが、実は両方とも
「感じたくない感情がある」
という共通点があるんです。
ひとりでいるのが辛い女の子は、ひとりでいるときに感じてしまう感情がイヤなんです。
もしかするとそれは、「さみしさ」かもしれません。
ひとりでいるときには、どうしてもその気持ちと向き合ってしまいますから、誰かを求めてしまうんですね。
彼女はその気もちを誰かにどうにかしてもらいたくて、人と繋がっているんです。
もちろん人と繋がるのは悪いことではありません。
でも、自分の寂しさを他者に埋めてもらいたいという気もちが強すぎると、相手に依存しすぎてしまいます。
そうすると、相手は重いですから離れていってしまうんですね。
つまり、ひとりがイヤでやっていることが、ひとりの状態を招いてしまうということです。
みんなと一緒にいるのがしんどい女の子は、みんなの前では出せない気もちがあるんです。
そんな気もちがあることを感じるのが、彼女は辛いんですね。
その気もちっていうのは、多くの場合、弱音とか甘えというものです。
誰かに頼りたいな、助けて欲しいなという気もちは、彼女にとってはいけないものなんです。
そのルーツは、大切な誰かに迷惑をかけてはいけないというような愛に基づくものなのですが、いつしか自分の弱さを嫌うようになり、弱さを見られまいとして、人を避けるようになっていってしまったんです。
だから一人で過ごす方が楽なんですよね。
誰かと一緒の時は、どうしても無理しちゃいますから。
ケース1の女の子の場合、自分の気もちを誰かに埋めてもらおうとするのではなくて、自分で満たそうとすることが大切です。
もし寂しさを抱えているのであれば、「自分時間」を充実させて楽しもうとしてみるとかね。
ひとりでも楽しめる私なら、誰かと一緒の時間も依存しすぎずに楽しめます。
ケース2の女の子の場合、大切なのは、弱音を吐いたり、甘えたりということにチャレンジすることです。
これまでずっと、みんなに隠し通してきた気もちをオープンにするんですね。
そうすることで、みんなと一緒のときの自分をひとりで過ごしているときの自分に近づけてあげるんです。
家での自分と外での自分に大きなギャップがあるから苦しくなってしまうので、なるべく一致させてあげることで、みんなといるときも楽になっていけるんですね。
感じたくない感情への対処法、お役に立ちますと嬉しいです。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
このコラムに類似したコラム
チャクラのフラワーエッセンスを使った「瞑想法セラピー」開催のお知らせ 本多 由紀子 - ホリスティックケア セラピスト(2016/09/19 22:42)
対人恐怖症、社交不安障害とは何か?その原因や治し方 みき いちたろう - 心理カウンセラー(2016/03/05 11:48)
*1つ先まで考えてみる* 田中 よしこ - 心理カウンセラー(2015/08/27 13:44)
「体・心・精神を整える“ホリスティックな癒し”」とは 本多 由紀子 - ホリスティックケア セラピスト(2015/08/23 22:08)
心の声に従うと人生が上手くいかないケース 中西 由里 - 夫婦問題カウンセラー(2015/07/13 19:44)