
- 白尾 由喜子
- 英語発音矯正 ザ ジングルズ 財団法人 日本英語発音協会 理事
- 東京都
- 英語発音スペシャリスト/英語プレゼン講師
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
■ 英語で論理的に述べる
分かりやすく説得力あるプレゼンテーションの基本原則は、まずkey idea
(重要な考え)を述べてから、その後supporting details(例証)を並べる
ことです。
もし、重要な考えが2つ以上ある場合は、First(第一に)、
Second(第二に)と理路整然と話さなければいけません。これは、プレゼン、
ディベート、英検二次試験のみならず、TOEFLやGREのような短い
エッセイライティングにおいても重要なことです。
■ 効果的な話し方
プレゼンのみならず、英検などのスピーキング試験で求められるのは、
発音の他に下記の3つを挙げることができます。
1)プレゼン能力
2)誠意ある受け答え
3)積極的な態度
したがって、今回はこれらに大きく関わる「効果的な話し方」について
考えてみましょう。
◆ 良い姿勢
良い姿勢は、聴衆に良い印象を与えるだけでなく、姿勢が悪いと身体や
声がすぐに疲れてしまい、その結果、聴衆の聞く意欲をそぐことにも
つながります。
英語は身体全体の筋肉と器官を使うため、ザ ジングルズのトレーニン
グ時も、深い呼吸と良い姿勢は欠かせません。普段から姿勢良く過ごす
ことが大切です。
◆ しっかりした声
人はプレッシャーを感じると声が小さく早口になりますので、意識的
に力強い口調でゆっくり話すようにします。聴衆が多くなればなる
ほど、ゆっくり話すと良いでしょう。
また、言葉に詰まったときに、“You know.”を口癖にしている日本人
をよく見かけますが、これはビジネスの場では不適切ですので
“as you know”や“as you are aware”に改めてください。
言葉に詰ってしまったら、黙って周囲を見回し、聴衆の反応を確認
しているような振りをするのも1つの手です。動揺している姿を
見せてはいけません。曖昧な口調を避け、断定的に自信を持って話
しましょう。
◆ 適切なアイコンタクト
聴衆に視線を送ることで、自分が話しかけられているという気持ちを
起こさせ、興味、関心を持続させることにつながります。1人につき
1~2秒ずつ視線を送るようにしましょう。
「英語プレゼン」に関するまとめ
-
英語のプレゼンを任されたらあなたはどうしますか?
2020年の東京オリンピックまであと5年。訪日観光客も過去最高人数を記録して、益々日本への関心が高まっています。最近では英語のプレゼンが必須の会社も増えているとか。これからはビジネスマンも英語を習得しないと勝てない時代になるかもしれません…今回はそんな英語のプレゼンについての特集です。
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