相続総合研究所の大泉稔です。
亡くなる人の8割は病院で亡くなるそうです。
つまり、闘病生活の末、ということなのでしょう。
亡くなる場所を踏まえると、民間の医療保険の加入も意味があるかも知れません。
が、留意しておきたいのは。
医療保険の受取人は被保険者です…つまり、亡くなった人が受取人です。
なので、医療保険の給付金は「生命(死亡)保険の非課税枠」は利用できません。
つまり、預金などと同じ扱いになります。
医療保険は日額保障ですから、給付金の額はそれほど大きくはないでしょう。
しかし、入院が長期に及んだり、手術を繰り返していたり、一時金があったりしたら、
そういった事情が積もると、意外な金額になるかも知れません。
もっとも、これから病院で亡くなる人も減ってくると思いますが。
このコラムの執筆専門家

- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
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