ベビーマッサージ後の乳児死亡事件について

警鐘！

ベビー整体、小児整体の危険性

ベビーマッサージ後の乳児死亡という傷ましい事故についての取材を受けました。

インタビュー記事がタウンニュースに掲載されています。

今回のような痛ましい事件は二度と起してはなりません。

改めて、その危険性に警鐘を鳴らしたいと思います。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

以下、記者との取材内容を記載します。

警鐘！ベビー整体　小児整体の危険

「大阪で発生した「ベビーマッサージ」後の乳児死亡について教えて下さい。」

新聞各紙やＴＶ、週刊誌でも報道されていますが、ベビーマッサージを受けた赤ちゃんが死亡したというもの。独自に調査を行ったところ、昨年にも同じ人の施術を受けた幼児が1名死亡しており、インターネット上には見るも痛ましい施術写真や動画が多数確認されています。

「なぜ死亡してしまったのでしょうか。」

死因は低酸素脳症による多臓器不全とのこと。もしあの写真の様な施術を首に行ったとしたら、充分に可能性があるでしょう。医学を学んだ専門家は絶対にやりません。医学を学んでいない素人が、分からずに危険なことをやって死なせてしまった、そういうことかもしれません。

「素人が施術を行っていたと言うことですか。」

 はい、ベビーマッサージやリラクゼーション、整体など、国や世界の認める資格のない人が、開業したり自宅や出張で有料で施術する事は非常に多く、国内で数万件はあると言われています。そしてかなりの数の健康被害や骨折などの事故が発生しているはずです。これも非常に問題です。

「では整体やカイロプラクティックには国家資格が必要だと？」

 いえ、柔道整復や鍼灸などの国家資格には、カイロプラクティックなどの勉強は含まれていません。国家資格は持っていても違う分野なので素人と変わりません。現に接骨院でカイロや整体を受けた人の被害は国民生活センターが明らかにして警告をしていますし。既存の国家資格にはない療法なので、せめてしっかりと専門の勉強を、大学や専門学校などで行うことが必要でしょうね。

「井元先生はずいぶんと詳しいですよね。」

 私はアメリカとオーストラリアの大学でカイロプラクティックを専門に学んできました。海外ではカイロプラクティックは医学であり医師同等の資格になっています。そして大学院で医療系の修士号を取得しました。だからこそ何が危険かもわかります。しっかり勉強していない素人との違いはそのあたりなのでしょう。医学を学んで健康を考える、私たちみたいな専門家が業界をリードして行かなくてはいけないと思います。

「昨今、乳幼児へのマッサージや整体など、安易な流行が目につきますが、どう思われますか。」

 我が子のためにとしたことが逆に身体的障害を与える可能性があります。適切な教育を受けていない素人が編み出した施術には、科学的根拠も安全性の裏付けもないんだとしっかりと理解して、国が規制していない以上、自分で被害者にならないよう注意して欲しいと思います。その為の講座や学ぶ機会は業界でも用意しております。特に関節形成が不十分な乳幼児に対しての『素人施術』については危険性が極めて高いため法的な規制を求めたいです。

最後にひとことお願いします。

事件の際には施術と被害の因果関係の科学的証明について、ぜひとも医師と共に調査に協力していきたいと思います。乳幼児への施術に関する悲しい事故は、必ず防止しなければなりません。ましてや、死亡事故を繰り返すような『素人施術』は、絶対に許してはなりません。どうやって我が子を守るのか、急遽、健康被害防止説明会をやりますので、そちらにお越し下さい。

→ 表記の健康被害防止説明会は多くの参加者を迎え開催終了いたしました。
　　社会を大きな不安に陥れた事件なだけに、たくさんの方が興味を持っていらっしゃいました。
　　危険や療法は人間に危害を加えるものであり、その悪影響は国民生活センターが警告しているように
　　生涯にわたる物もあります。
 　 私たちWHO基準のカイロプラクターは今の状況を早く脱するため法的な規制を求めます。 

検索キーワード　

NPO　キッズスタディオン　首ひねり　施術後乳児死亡　ズンズン運動　姫川 ついめん（対面）抱っこ ベビーマッサージ

ベビー整体　小児整体