ノロウイルスがやってきて営業禁止処分にも - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年12月14日更新

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ノロウイルスがやってきて営業禁止処分にも

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 今年もノロウィルスが大流行する季節がやってきました。近年は、寒い季節になると毎年流行して、病院や介護施設では死者がでることも珍しくなくなりました。飲食業や食品販売で起業する人にとって、ノロウィルスや夏場の食中毒の心配は常について回ります。

 マスコミで報道される大規模被害のノロウィルスは別にしますと、小さな規模の被害はけっこう各地で発生しています。一昨日の知人からのメールでは、友達と4人で牡蠣を食べて全員が激しい下痢になったとか。その件でお店に苦情を言ったら、料金を返してくれたとメールには書いていました。

 多分、皆さんの周りでも、このような経験をした人は多いのではないでしょうか。お客さんの立場ですから、下痢をしたとノンビリ構えていられますが、飲食店や食品販売店を開業している人にとっては一大事です。保健所から営業禁止処分などになりますと、後処理がたいへんなことに。

 この時期、牡蠣はとても美味しいです。「リスクのないところに利益なし」と言いますが、営業している人はたいへんな気苦労をしていると思いがち。ところが、何年も牡蠣を扱っている経営者は、意外と麻痺している人が多いものです。この季節になっても、ほとんど対策を考えていない人さえいます。

 新規に開業する人にとっては、その辺は既存店との違いを出すポイントになりそうです。ノロウィルスに限らず、お客さんに提供する商品は、常に緊張感をもつことは大事です。いくら扱い慣れているとは言っても、どこに落とし穴があるか、判らないのがビジネスの世界です

 
 小中学生の被害者1千人以上をだした静岡・浜松市の場合、給食のパンが原因で製造会社には営業禁止命令が出されました。その後命令は解除されましたが、パンの納入は他のパン屋に変わりました。経営にも大打撃があります。営業の緊張感をなくさないように、慣れや麻痺をなくす仕組みづくりを考えてください。

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