
- 小日向 るり子
- フィールマインド 代表カウンセラー
- 東京都
- 心理カウンセラー
-
090-5606-6857
対象:心の病気・カウンセリング
- 斉藤ヒカル
- (潜在意識セラピスト)
- 快眠コーディネイター 力田 正明
- (快眠コーディネイター)
人間が自ら死ぬためには何が必要だと思いますか?
1つめは「生きる」の他に「死ぬ」という選択肢があることを思いつくこと
2つめは「死ぬ方法」を思いつくこと
です。言われると「なーんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、日常生活ではあまり考えることがないですよね。
だからこそ、上記2点が具体的になった時、人は自死をしてしまうのです。
盗撮についても同じことがいえます。
自身の性的欲求を満たすための手段として
まず「盗撮」という行為があることを知る、そしてそれをするための道具が手に入る、もしくはすでに手元にある
ということを思いつくことが必要なのです。
ネットの普及は性犯罪の増加に影響を与えているのか、ということについては議論がわかれるところですが、心理的に見ると確実に加担していると思います。
何らかのきっかけで、インターネットにあふれる盗撮画像を見て興奮している自分を発見し、人は「自分が『盗撮』という行為に性的興奮を覚える」ということを知ります。
そして、そのための手段がすでに手元にあることも知ってしまうのです。
それが携帯やスマホのカメラ機能です。
盗撮は立派な犯罪です。
でも、そのスリル感ある興奮にはまってしまうとなかなかやめることが難しい犯罪でもあります。
ではどうするか。
ご自身が盗撮がやめられなくて悩んでいる方、ふと見てしまったパートナーの携帯やスマホの中に盗撮画像があってなんとかそのような癖を止めさせたいと思われている方。
ぜひカウンセリングや自助グループへの参加を考えていただきたいと思います。
携帯やスマホを持たないことができないのであれば、方法はただ1つ。「盗撮画像をみない」ということです。
その方法を一緒に考えていくのがカウンセラーや自助グループです。
『ストレスがたまったから』
『電車の中でミニスカートの女性を見たらなんとなく興奮してきて』
という言い訳は、犯罪者となってしまってからでは通用しないのです。
※ブログに補足(コラム執筆にあたっての気持ち)を記事を書いています。
よかったらブログもご覧ください。
http://ameblo.jp/r-kohinata/entry-11717941226.html
このコラムの執筆専門家

- 小日向 るり子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- フィールマインド 代表カウンセラー
感情を否定せず、まず寄り添うこと、を理念としています。
会社員時代にボランティアで始めた電話相談員がカウンセラーとしての原点。退職後にカウンセラー資格取得。その後労働局にてハラスメント相談員を経て現職。相談内容を特化せずどんな言葉でも【聴く】ことに焦点をあてたカウンセリングを行っています。
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