自動車保険で火事も安心！？

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近畿地方に台風が近づいて来ていますね^^;

今週末、大阪マラソンにチャレンジするのですが、天気どうかなぁ・・・。

こんにちは、1日3分マネーレッスン！

神戸のお金の専門家、そして「藤原の効果」で名前が有名？になった、ファイナンシャルプランナー藤原です。

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自動車保険で火事も安心！？
持ち家なら自分で、賃貸なら家主さんが、火災保険には必ず入っていますよね。

火災保険は、読んで字のごとく、「家が火災に遭った時に保険金が支払われる保険」です。

 
でも、火災って、自分の家の被害だけで済まない時もありますよね。


そう、「類焼」。

隣の家を燃やしてしまったり、アパートの一室を巻き込んでしまうことリスクもあるってことです。

賃貸の場合は、家主さんに対する責任も発生します。

じゃあ、入っている火災保険で、類焼の補償も付いているかどうか知っていますか？


実は、基本的に火災保険には他人への賠償金などは補償の範囲に入っていないんですよー。

日本にはそもそも「失火法」という法律があって、故意、もしくは重大な過失が無い限りは、火災の被害を受けた人は、火元の人に責任を求めることができません・・・。

これ、昔の日本は木造建築が多く、類焼被害が大きくなりがちだったので、その責任を個人に負わせるには荷が重すぎるということで作られたそうです^^;


ま、それはともかくとして。

仮に自分が出した火事で、他人に迷惑をかけてしまうようなことがあったとしたら、知らんぷりできるでしょうか？


・・・少なくとも僕は無理です^^;

そんな僕と同じような人にとって、火災保険に入る時に是非付けておいてもらいたい特約が、個人賠償責任保険です。

実際のところ、火災の原因って、天ぷら油やストーブなどの不始末や、寝タバコによるものが多いので、この特約を付けておくと、過失で賠償責任を問われた時にも保険金で賄うことができます＾＾


ただ、この賠償責任保険は、自動車保険に付帯されていることもあるんです。

実は、自動車保険に付帯されているものでも、火災時の類焼損害に使えます。

つまり、自動車保険に個人賠償責任保険を付帯している場合には、わざわざ火災保険に付ける必要はないってこと。

ダブって入っても、二重に支払われることは無いので、一つ入っていれば十分です＾＾


自動車保険で火災保険の足らない所を補えるなんて、ちょっとお得ですよね！


あ、ちなみに個人賠償責任保険は、あくまでも賠償責任が発生した場合に使えるものだから、過失がない（失火法上の責任がない）場合は使えません。

でも、前述しましたが、類焼させてしまったお家などに対して無視するわけにもいかないと思うのが人情^^;


そういう場合は「類焼損害担保特約」などで準備することもできますし、もともとの火災保険にお見舞金費用が含まれていることもあります。

気になる方は、一度自分の入っている火災保険や自動車保険をチェックしてみてくださいね～。


最後までお付き合い下さりありがとうございました。

ファイナンシャルプランナー 藤原 良

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