今日はビジネスモデルの見直しについてのお話です。
食品や日用品の値上げが広がる中、イオンはメーカーから卸を通さずに仕入れる取引を大幅に拡大します。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080527AT2F2302O26052008.html
直接仕入れを3年後に5倍の5000億円に引き上げ、約300億円のコスト削減を見込んでいるとのことです。
このスーパー業界の動きに代表されるように、大手企業は激化する競争のグローバル化を乗り切ろうと、ビジネスモデルの見直しを大胆にスピーディーに進めています。
中堅・中小企業もこういった動きに対応するだけでなく、先手先手で積極的な対応を心掛けたいものです。
よく提案型営業などと言いますが、個々の商品やサービスの提案だけでなく、ビジネスモデルの見直しを含めた提案ということも、今後は視野に入れる時代になるのではないでしょうか。
時代の動きにスピーディーに対応できる中堅・中小企業にとっては、今のような激動の時代は、逆に成長のチャンスが大きいとも言えます。
ちょっとした判断の差、ちょっとしたスピードの差が企業の明暗を分ける時代になっています。立ち止まっている時間はありません。
横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
このコラムの執筆専門家

- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
080-5450-9751
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