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中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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起業後のビジネス拡大を考えるなら

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 起業を目指して頑張っている多くの人は、実際に開業した後のことを考える余裕がありません。開業後はほとんど想像の世界ですから、どんな試練が待ち受けているか、考えられないのは当たり前かも知れません。事前の事業計画通りに売上げが上がらなくて、苦労しているはずと考える人は相当優秀な人です。

 昔からの地名に、末広町という町があります。末広がりに、年々商売繁盛の願いを込めてつけられた町名と思われます。開業しますと、この末広がりがいかに大切かを思い知らされます。最近は、開業した初年度の売上げが最も高く、その後は年々減少しているお店が少なくないです。

 開業した後で、ビジネス拡大をさせることができるか、いつまでの開業時のままで留まるか、起業した人にとってとても大きな問題です。中にはへそ曲がりな人がいて、起業後はそこそこ食べていければ、ビジネスを大きくしなくてもよいと公言している経営者がいます。

 会社設備の減価償却の考え方を知っていると思います。設備は年々古くなりますから、その後の買い替えのための準備が必要です。お釈迦さまは2000年以上前に、「この世は諸行無常のゆえに怠るな」と弟子に注意しています。人もモノも、年々古くなり同じままのモノなどこの世にないと教えています。

 起業したならば、ビジネスは少しでも大きくすることを考えるべきです。しかも、起業後も継続的にビジネスを大きくするための方法を、早い時点から考えた人が勝ちです。そのためには、自分が起業する業種に関して、事前により知っておくこと。情報が多いと多いほど、起業では売上げを上げる助けになります。

 【一言】
 東京オリンピック開催まで7年。起業ばかりでなく、あらゆる将来の出来事の目印となりそうなのが2020年です。起業を考える場合、20年以降は不況になりそうですから、できるなら16年くらいまでに起業の地盤を固め、20年には少しくらいの不況にはぐらぐらしない経営をしておきたいもの。起業は先の先を考えて突き進むことです。

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