09年から4年振りに、わたしのパソコンが不機嫌になりまして、慌てて買い換えることになりました。09年のときもそうですが、パソコンの調子が悪くなるのは、大半が真夏の暑い時期です。暑くてへとへとのときは、パソコンもオーバーヒートをするようで、起業してから過去3回この時期に問題が発生しています。
前回は、パソコンが立ちあがらなくなって修理屋さんに持ち込みましたから、今回はハードデスク周辺から異音が聞こえると直ぐ新たなパソコンと変えました。それでも、パソコンデータの移動を依頼しますから、一週間は時間がかかりますと言われます。そこを急いでもらって、4日ほどで何とか済ませました。
こんなことを言っては悪いかもしれませんが、修理屋さんは決して早くできるとは言いません。「今混んでいる」とか、「そんなに早くは保障できません」は、彼らの決まり文句です。こんなことがあると実店舗を構えるビジネスと違い、ネットビジネスは本当に心細いビジネスです。
似たような経験をしたそのためでしょうが、ネットショップは規模が大きくなると、ほとんどの会社は実店舗を構えます。表向きは、実際に対面サービスによるマーケティングをするためを理由にしています。開業費も固定費もかかりますから、ネットでのビジネスより効率は悪いのですが、それでも実店舗にこだわります。
やはり、ネットビジネスの根無し草のような不安定感が厭なのだと思います。わたしも、当初はネットだけの起業相談でしたが、最近は面談による起業相談がとても増えています。とは言え、ネットの開設は、起業する人にとっては店舗を構えるのと同じように大事です。現在のお客さんの消費行動の中に、まずネットで事前に調べるプロセスが当たり前になっているからです。
起業する人が、これまでホームページ作りに係わった人なら問題ありません。問題なのは、まったくホームページとは縁のなかった人がお店のホームページをどうするかです。やはり、ホームページ作成業者に頼むしかありません。ただ、素人でも基本的な仕組みは覚え、自分でメンテナンスはするようにしておくと、その後の展開が楽になります。
【一言】
よく起業する人の中には、ホームページ作りは専門家に任せきりで、完成してからイメージと違うと言い出す人がいます。ホームページ作りが専門でも、起業するビジネスに関してはまったくの素人です。しかも、プロ意識を作成するページで発揮されますと、とても手の込んだ重たいページになりがちです。事前に注意しておかないと、お客さんに嫌われるページを作られることが多いです。
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