クラウドソーシングによる起業が増加 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年11月07日更新

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クラウドソーシングによる起業が増加

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 ITを使って在宅で起業を考えている人にとって、クラウドソーシングは使い勝手よいことで人気になっています。米国や豪州、中国では数百万人の登録者が、クラウドソーシングサービス会社から仕事を得ていると言われています。日本においては、10~20万人の人が実際に仕事を得ているようです。

 多くは、出産を機に勤めを辞め、乳幼児を育てながらウラウドソーシングで仕事をしている女性が多い印象です。仕事の内容は、圧倒的にデータ入力が多く、他に翻訳やウエブサイトの作成などでした。最近は、スマホの出現によって、ゲームのソフトプログラミングが増えています。

 クラウドソーシングで仕事をしている人に聞きますと、悩みは仕事の単価が安いこと。特に、最近増えているデザインの仕事は、大手からの注文も多いのですが、コンテストスタイルの注文が多く、せっかく作成して作品を提出しても、採用されないとタダ働きになってしまいます。

 できることなら、クラウドソーシング一本で仕事をするのではなく、自前で営業をして直接企業から仕事をもらう工夫が必要です。ソーシングサービス会社は通常1割の手数料を徴収します。それより、自分で中小企業を相手に営業することで、仕事の将来に広がりを持たせることが可能です。

 中には現在会社勤めをしながら、副業としてクラウドソーシングをしている人もいます。大半の会社は、副業禁止の中での仕事ですから、細心の注意と家庭のパートナーを窓口にするなど、ばれない仕組みを考えないといけません。あまり大声で賛成はできませんが、タフな方法を考え出すことです。

【一言】
 わたしは知りませんでしたが、クラウドソーシングのクラウドは、クラウドコンピューターの雲とは違うようです。クラウドファンディングのクラウドと同じで、群集の意味だそうです。RとLの違いですが、日本語にすると何ともややっこしいです。ただ、クラウドには夢があります。起業の可能性も広げてくれます。

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