昨日出張で神奈川に行ってまして、携帯に緊急地震速報が飛び込んだのは、新横浜で帰りの新幹線の切符を購入しようとしていた時でした。「奈良県で地震発生、強い揺れに備えて下さい(気象庁)」と云う内容。同行の知り合いのメールにも同様のメールが届き、二人で顔を見合わせました。慌てて自宅に電話して様子を確認すると、向こうでもテレビで緊急速報を知り、家中のドアを開けて回ってる最中だと云う。
そのうち構内のアナウンスで、小田原以西の新幹線の送電がストップし、運転を見合わせていると放送しだしました。これは大変な事になった。阪神大震災の記憶が蘇って来ます。
まずは帰阪する方法を色々考え始めます。飛行機もダメだろうし、夜行バスも高速道路の状況や渋滞を考えるとおぼつかない。在来線で行けるとことまで行って、乗り継ぎを繰り返すしかないと思い始めた頃、家から携帯に、「地震待ってんねんけどけえへん」との知らせ。「????」何だったの?
そのうち数分の遅れで、新幹線が動き出し、無事乗車出来ることに。知人のI-padで誤報を確認。
事なきを得ました。しかし、出張先で災害に遭うこともある訳で、どの様に身内と連絡を取り合うかを考えさせられる、良い機会となりました。
LINEでも始めようかな。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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