- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
8月9日(金)
8月の料理連続講座にて
アミューズはフィユタージュを使って、アンチョビ、チーズを巻いて焼いてみました。
前菜はまぐろのカルパッチョcarpaccio de thon
そもそもはイタリアの牛生肉を薄くスライスしてマヨネーズをかけた料理です。1950年頃にヴェネチアの「ハリーズ・バー」が発祥です。
当時、画家のカルパッチョさんの展覧会が開催されていて、この画家の特徴である「赤」が生肉の赤を連想させたためそう命名されただとか、カルパッチョさんが好きだったから、という説もあるようです。
フランスでも○○のカルパッチョという料理は多くて、まぐろでも鯛でも平目でも。
薬味となる野菜、たとえばピクルスやケッパー、エシャロットなどと、ドレッシングやマヨネーズ、塩胡椒をいろいろ散らすと、見た目もおいしさも華やぎます。
ハマグリと枝豆を使って、簡単な冷製スープを作ってみました。
枝豆はグリーンピースに比べるとスープにしにくいのですが、でも鶯色のきれいな、あっさりスープができあがります。
主菜は仔羊のブリック包み焼き、プロヴァンス風croustillant d'agneau provencal
ブリック生地(小麦粉でできた薄い生地)にピスタチオや松の実のファルスを広げて、仔羊の背肉を包み、
シブレットで口をしばり
オーヴンへ。
昔学校で習った料理ですが、仔羊のプロヴァンス風の味わい、ブリックのぱりぱりしたおいしさ、なんとも素敵なビジュアルと、大好きな料理の一つです。料理をするのが、ほんとに楽しい!と思えます。
デザートは赤い果物とココナツのクランブル
マンゴーとパッションのクーリを入れたアイスクリームを添えて。
温と冷を楽しみます。
プチフールは抹茶のラングドシャで。
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