設計監理の重要事項説明。 - 住宅設計・構造全般 - 専門家プロファイル

杉浦 繁
Atelier繁建築設計事務所 代表
愛知県
建築家
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設計監理の重要事項説明。

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建物の値段・・7





建物の値段は見積もりしないと決めることは出来ません。


建物の値段が生ものです、見積もりもせずに想定価格で契約をするなんてことは絶対にあり得ません。


その見積もりをするためには設計図が必要です。



つまり設計が終わっていないと値段が決められないのですから・・

設計と工事は別々に契約してお金を払う必要があります。




だって・・

お金があわなかったのでやめます!

なんて言われたら仕事はみんな終わっているのに設計料はまったくもらえないことになってしまいますから。



なので、工務店や不動産屋さんの住宅などでは設計事務所に対して仕事が決まったら払う成功報酬なんていう悪習がいまだに行われています。


成功しなければただ働き・・

若い人などはそれでも何でも仕事が欲しいので飛びつくのです。




それもこれも・・


お客さんが家を建てるのではなく買おうとするから・・

お客さんが金額がわからない物など買えないなんて言うから・・


なのかもしれません。




家は見積もりして価格を決めるということを理解していないからそういうことになってきています。




ここを・・


わかっていない人が非常に多いのです。




ただ、これもこれからは変わってくるかもしれません。


現在ではたとえ契約上は設計施工でお願いすることになっていても、設計は施工とは別に重要事項説明をしなければいけないことになっています。


あくまでも設計は施工とは別でなければいけないのです。


おそらく、こういった流れからも、そう遠くない将来に設計施工は禁止されることになることでしょう。




何でか?

それは、設計施工がお客さんにとって良いことにはなり得ないことだからです。




大きなゼネコンなどではすでにこういった流れからも設計部という部署はほどんどんなくなってきており、設計の別会社化が進んでいます。

小さな工務店や不動産屋さんやメーカーなどでは、もともとが設計などはほとんどが外注です。


どうせ元々外注なのです・・





値段を公正に決めるためにも・・

もちろん現場の監理者が施工する人と別であるためにも・・


設計と施工の会社が同じ会社であることはよろしいことではありません。





あなたはちゃんと設計監理の重要事項説明を受けましたか?


どんな建物であろうと受けていなければ違法です。










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