見積もりを安くする方法！・・１

建物の値段・・４

それではここで見積もりを安くする方法！

てのを考えてみましょうか。

正直な話・・

そんな方法が本当にあるのなら、こちらが教えて欲しいくらいですが・・

若干なのかもしれませんが安くする方法というのはあります。

というか、あると思っています。

まず１つめは・・

工務店さんに競争させることです。

まあ、これは当たり前と言えば当たり前なんですが・・

競争入札によって工務店さんを決めると工務店さんは絞りに絞って今現在に出来るギリギリの見積もりを提示してきます。

ただ、この方法は工務店さんの実力・技術力や財政力がはっきりしていないと危険を伴うという欠点があります。

よく知らない工務店さんになってしまうと・・

実は鉄骨造の建物などやったこともないのに仕事がほしくて取ったとか・・

それこそ工事中に倒産とか、倒産しそうだから安かっただけのこと・・

なんてリスクは含んできます。

大きな建物の場合は資力から技術力まで調べ尽くした上で入札者を決めますが、住宅などの場合はそこまでは無理です。

よく知る工務店や設計事務所の紹介する工務店で競争させた方が無難でしょう。

そうそう、銀行さんの紹介してくる工務店さんは要注意です。

経営状況が悪いので仕事を廻そうとしてくることが多いからです。

それから・・

実は工務店さんには得意とする分野や不得意な分野というのが必ずあります。

得意な工事は安くできますが不得意な工事にはお金がかかります。

全てが得意であればいうことなしなんですが、世の中そううまくはいきません。

木造が得意なところはコンクリート造や鉄骨造は苦手・・

コンクリート造が得意なところは木造は苦手・・

ビルを多く造っているところは住宅は苦手・・

店舗ばかり作っているところはきちんとした造りが苦手・・

建て売り住宅やメーカー住宅を造っているところは一般注文住宅は苦手・・

リフォームなどの内装や家具などを主にしているところは構造体から作るのは苦手・・

鉄骨屋さんがやっている工務店は内外装など仕上げが苦手・・

混構造などの場合はもうそこそこの工務店・ゼネコンでなければ出来ません・・

何でも出来ないことではありません、やれば出来ます。

当然、苦手であっても仕事ですから競争入札なら取りに来ます。

いやいや、そういう会社こそ苦手ですから正確な見積もりが出来ずに安かったりするのです。

が・・

工事後にわけのわからない追加料金を請求されたり、ちょっとした変更や不整合などでいちいちお金を請求されたり・・

それこ工事中にお手上げになったり、もちろん工事の出来のためにも・・

苦手な工務店ははずすようにしておかなければなりません。

そういう意味でも設計事務所の入らない競争入札というのは安くはなりますが非常にハイリスクではあるのです。

Atelier繁建築設計事務所ＨＰ

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よもやま建築日記～家づくりの現場から～

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