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閲覧数順 2024年04月26日更新

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変動金利、いつ借り換える?

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  6月にアベノミクスの第3の矢が放たれました。アメリカ、中国、ヨーロッパ経済の行方によっても左右されますが、今後日本経済はどうなっていくのでしょうか。もし、経済が良くなった場合には住宅ローン金利が上昇します。変動金利で借入れをしている方は、6ヶ月に1回の金利見直しになるため、6ヶ月に1回金利が上昇して行きます。購入するときに売主から「金利が上昇したら借り換えをすればいい」といわれませんでしたか。「金利が上昇したら?」金利の上昇は通常長期金利から上昇します。よって、変動金利の上昇を見ていたら手遅れになります。その長期金利は新発10年物国債の利回りが基準になります。今年に入り新発10年物国債は、日銀総裁の無制限の量的緩和により大きく動いています。借り換えの判断が難しいと思いませんか。それではどうしたら良いでしょうか。答えは簡単です。固定金利に換えて金利上昇リスクを抑えるか、変動金利でぎりぎりまでチャレンジしてみるかです。チャレンジするか、金利上昇リスクを抑えるかの基準は家計に余裕があるかどうかになってきます。家計に余裕があり、金利が上昇しても返済に問題がない、または10年以内に完済可能であれば変動金利のままチャレンジして見ても良いでしょう。それ以外の方は、今のうちに固定金利にし、金利上昇リスクを避けたほうが賢明でしょう。次に固定金利といっても金利の固定期間を何年にするかが問題になってきます。金利の固定期間を何年にするかは、残債と家計の今後の状況によって決まってきます。

借り換えは、一般的に他の金融機関のほうが優遇金利を適用してくれるために他の金融機関への借り換えになります。よって、抵当権設定登記料等の諸費用が発生します。

 

諸費用について

印紙税、事務手数料(金利の低い金融機関は借入額×○%が多い)、ローン保証料(借入額、年数により決まる)、繰上返済手数料(現在借入れをしている金融機関への繰上返済手数料)

抵当権抹消費用、抵当権設定費用。

借り換えの進め方

1)金利の低い金融機関をホームページで探す。2)仮審査を出して見る。3)今借りている金融機関に同じ金利での借り換えができないか交渉してみる。同じ金融機関で金利を下げて借り換えができれば、諸費用は安くなる。

借り換えが難しい方

1)夫婦で借入れをしたが、今は奥様が働いていない。2)個人事業主で借りたときよりも所得が低くなっている。3)健康を害している(住宅ローンを組むには、基本的には団体生命保険に加入しなくてはならないため)。4)残債より担保価値が低い。5)定期借地権や借地権の場合。6)転職したばかり。

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