- 中西 優一郎
- 弁護士法人アルテ 代表弁護士
- 兵庫県
- 弁護士
-
06-6435-8309
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
「土地を借りて家を建てた後、立ち退きを求められた…どうする?」
私は、58歳の会社員です。
平成10年に家を建てる目的で地主から土地を借り、土地上に一軒家を建てて家族で住んでいます。
土地を借りる際に地主と決めた地代は、これまで約束どおり支払っています。しかし、土地を借りる期間などは特に決めていませんでした。
そうしたところ、最近になって、地主がこの土地にホテルを建設して新たに事業をしたいので、土地から立ち退いて返して欲しいと言われています。
このような場合、どう対応すればいいのでしょうか。建てた家はどうなるのでしょうか。
というテーマでお話ししました。
借地の紛争は、土地という資産価値の高い財産をめぐるトラブルであり、土地は、地主にとっては重要な財産、借地人にとっては生活の基盤となりますので、時として激しい利害の対立を生じることがあります。
借地の紛争は、旧借地法、借地借家法等の法規定の理解が必要とされる他、解決には交渉、調停・訴訟、借地非訟等の手続きがあり専門的な知識が要求される場合が多いです。
トラブルが発生したら弁護士等の専門家にお早めに相談されることをお勧め致します。
番組内容の概要
番組では、地主からの立ち退き要求について、
「立ち退く必要はあるの?」
「借地契約の期間は?」
「更新の時はどうなる?」
「契約が終了したら建物はどうなる?」
などについてお話ししました。
内容の概要は、以下のとおりです。
立ち退く必要はあるの?
・借地契約とは
・契約成立の要件
・旧借地法
・借地借家法
借地契約の期間は?
・契約期間について
・期間を定めていた場合
・期間を定めていなかった場合
更新の時はどうなる?
・更新とは
・合意更新
・法定更新
・更新拒絶したら
・正当事由の有無
・立ち退き料について
・定期借地とは
建物はどうなる?
・建物買取請求とは
・契約違反があったら
その他、借地契約で気を付けること
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このコラムの執筆専門家
- 中西 優一郎
- (兵庫県 / 弁護士)
- 弁護士法人アルテ 代表弁護士
企業法務から身近な法律相談まで幅広く対応いたします。
弁護士法人アルテ代表弁護士。東京大学法学部卒。企業法務に従事し、労働問題(会社側)に精通。著書「外国人雇用の実務」(同文舘出版)。ラジオ番組出演(FMあまがさき「中西優一郎のLaw and Order」)。商工会議所、大学、企業での講演・セミナー多数。
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人事・労務・労働問題(使用者側)の案件を多く取り扱っています。
企業内外において、人事・労務・労働問題に関する講演・セミナーも行っています。
尼崎で開業する前は、東京の外資系法律事務所、及び国内企業法務を取扱う法律事務所にて勤務し、労働問題、コーポレート/M&A、ファイナンス等の企業法務に従事していました。
英語を使用する業務(英文契約書の作成、外国人の方の雇用手続等)にも積極的に取り組んでいます。
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