【書評】なぜか好かれる「ココロ美人」になる5つの幸せオーラ（林 志英）

こんにちは。

Kindle書籍「１日５分で身に付くデキる人の速読術」の著者金指（かなざし）善孝です。

Ａｍａｚｏｎレビューを更新いたしました。（ニックネームは「電子書籍学びコンシェルジュ」です）

参考にしていただければ幸いです。

「いつも隣の芝生は青く見えていませんか？」

世の中には２通りの人がいます。

「多くの人に好かれる人」
「多くの人から好かれない人」
　
もちろん、数が多ければ良いといっている訳ではありません。
しかし、多くの人との出会いによって自分の可能性が広がるのは紛れも無い事実です。

人生は一人では生きてはいけないのですから。

最近、少しだけこの２者の違いが分かってきました。
自分自身の環境に大きな変化があったからです。

昔と今で一番違うのはこの本のタイトルにもある「幸せオーラ」の違いなんだと思います。

世の中の人は「シンデレラ的なストーリー」にはとても共感してくれます。
しかし、辛い状況の真っ只中では共感してくれないのです。

私も以前と今ではかもし出している雰囲気が全く違うのでしょう。
自分自身でもそう感じるくらいです。

また、何ごとにも自分と他人を比較し、隣の芝生が青く見えている状態でした。
そんな雰囲気をかもし出している人間とは誰も仲良くなりたいと思わないですよね。

この本は女性に向けて著者からのメッセージが書かれています。
そのメッセージの一つは「応援される体質になろう」。そのために５つの要素についてどうやって自分を
磨いてけば良いのか５８個の習慣が提案されています。

目次を活用し、ご自身の心にひかかった項目から読み進めると時間が無い人でも効率的に読むことが可能です。
通読した後に、都度、自分の興味を抱いた分野を再読し、教科書的に活用されると更に効果的だと思います。

この本を読み進めていくと、普通の本とは違う視点に気づきます。
著者は中国で生まれ育っているのです。
ところどころ、中国人と日本人の違いという視点で述べられている箇所があります。

ある意味、グローバルな観点に立ちながら、我々が何を忘れ、何を大切にしていかなければならないかに
気づくことができるでしょう。

最近は、「ことば」が軽視されがちです。時代の流れによって「ことば」は変わっていくものだと思います。
しかし、「ことばはその人自身をを表している」のです。
結局、人を引き寄せるのも人を引き離すのもその大元は「ことば」なのです。

「ことば」を広義に解釈するとマインドも「ことば」の中に分類されると思います。
マインドを変えるには自分の「ことば」を変えるのが一番です。
その為には多くの「ことば」を知る必要があります。

この本では女性目線で男性の特質についても語られています。
女性は積極的に男性に応援されましょうという趣旨のことが書かれています。
もちろん相手を選ぶことは重要ですが。

私もこの考え方にはとても同感いたします。男性は基本的に頑張っている女性を応援したいと思っている人が
多いのではないでしょうか。
しかし、男性も女性だからというだけでは応援してくれないのです。応援されるにも日々の努力は必要なのです。
私自身、著者にお会いしたことはないですが、この本を読んで著者がいろいろな人に応援される理由が少し分かった気がします。

事業をされている女性の方、これから事業を始めたいと思っている女性の方には多くの気づきがあるのではないでしょうか。

努力は決して辛いものではないのです。
幸せとは感じるものです。人のために「気配り」ができ、それを人に押し付けない。
そして、常に自分を磨いている。そんな自分に変わることが出来たら、好かれない理由が見当たりません。

キラキラ輝きたい。男性と同じように戦うのではなく女性らしく輝きたい。
そう思っている女性にはとても参考になる一冊となるでしょう。

会社で女性となかなか上手くコミュニケーションが取れない男性にも参考になるでしょう。

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