- 金指 善孝
- ひらめきプラス研究所 代表
- 東京都
- 大人の学びコンサルタント
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
こんにちは。
Kindle書籍「1日5分で身に付くデキる人の速読術」の著者金指(かなざし)善孝です。
Amazonレビューを更新いたしました。(ニックネームは「電子書籍学びコンシェルジュ」です)
参考にしていただければ幸いです。
「自分を責める癖はありませんか?」
皆さんは、自分を責める癖はありませんか?
自分を責めるということは何かと自分を比較している証なのです。
極論を言えば、「常識」と自分を比較しているのです。
私たちは、子供のころから「●●●」をしなければならない。
他の人には同調しろ。出る杭にはなるな。
多くの人がそのような「ことば」を沢山浴びながら大人になってきました。
いや、大人になった今でもそのような「ことば」をシャワーのように浴び続けている人も多いかもしれません。
今まで浴びた「ことば」のシャワーによって人の「考え」のベースは作られます。
それも無意識に作られてしまうのです。
この本のタイトルは「常識を疑うことから始めよう」です。
しかし、この本を読んであることに気づきました。
多くの人がまずするべきは「常識とは何?」と考えることなのです。
「常識を疑う」一歩前の段階が不足しているのだと思います。
もしかしたら読書をする際に、ただ文字を眺めていませんか?
書かれている「ことば」からご自身なりの何かを感じ取っていますか?
この本を読んで改めて感じました。
読書とは「感じる」ものなのです。文章と会話する行為なのです。
つまり、この本は自分の「思考」と向き合うツールとしてとても活用できる本だと思います。
最近、考えていますか?きちんと客観的な対象物に能動的に向き合っていますか?
この本は、読者の方の「考える」ことに関する習慣度合いによって活用の仕方が変わるような気がします。
物事に対してあまり「考える」習慣の無い人は、まずはここに書かれている内容を一旦受け入れてみてください。
ある程度「考える」習慣のある人は、ご自身だったらどのように考えるか再考されるのが良いでしょう。
「考える」習慣がかなりある人は、ここに書かれていることを一度否定してゼロベース思考で考えてみてくだい。
残念ながら、この本は流し読みするだけだとあまり価値を感じられないでしょう。
この本の中にも出てきますが、「常識を疑う」簡単な方法は、常識と真逆なことをしてみることです。
最近は、「差別化」ということばが良く使われます。
個人の自己啓発やビジネスにおいても良く使われる「ことば」です。
「差別化」で悩まれている人には考え方のヒントを与えてくれることでしょう。
この本を読んで感じました。「常識」という枠を外すのであれば、とことん外す必要があるのだと。
そして、その原動力は「自分を信じる力」なのだと。
人生は悩んでいる暇があるほど長くはありません。
もし、現在出口の無い迷路の中で悩んでいるのであれば一度常識という枠を外してみたら如何でしょうか?
結果的に「常識」が自分の行動のブレーキになっていることは良くあることです。
この本は24個の項目から成り立っています。
それぞれの項目に共通している考え方は「常識を疑う」という考え方です。
つまり、読者に対して24個の質問を投げかけているのです。
読み方としてはプロローグを読んだ後はどの項目から読んでも問題ないでしょう。
ショートストーリー的な本だと思っていただければ良いと思います。
この本を読むことによって、自分の感性に合った「ことば」を更に集めたくなりました。
文字量は多くないので、読書があまり得意でない方でもすんなり読める本だと思います。
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