- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
B&C(パンニュース社)の取材で、広島県三原市の「八天堂」へ取材に寄せていただきました。
朝5時に起きて、のぞみとこだまを乗り継ぎやってきました・・・。
というのは、朝9時に本店がオープンすると、だいたい11時には売り切れるとのことだったからです。
三原駅に降り立つと、あまり人がいません。駅前もとくだん栄えているようにも見えず・・。ほんとに売り切れるのかしら? それにしても、眠たい・・。
ところが9時にオープンすると、お客さんがどんどんやってきて、5個、10個とまとめ買いしていかれます。
500個ほどがどんどん並べられます。
たまたま近くを通りがかったから、という理由で来られる人はまずなく、すべてが「目的買い」だそう。
キュート!
新商品のメロンパン
外側のクッキー生地にホワイトチョコレートがコーティングされることでざっくりした食感と、中のふんわりしっとりパンとクリームが、同時に楽しめます。
今や日本中にたくさんの売り場を持ち、今年中には海外への出店を模索中とのことですが、ここに至るまでのご苦労を、たくさん社長さんから伺いました。
かつて広島県下に10店もあったパン屋さんを徐々に閉め、商品を減らし、周囲の大反対を受けつつも、クリームパン1本に絞られた過程。お店がうまくいかず、徐々に社員が辞めていくつらさ。それでもと歯をくいしばる思い。市場の分析の仕方。確信を持つことに繋がったお客さんからの反応。赤字で始めた東京進出から、火が付くまでの過程。そして、近い未来に「業界一の社員への待遇を達成する」と言い切られる自信。
すべてのお話が非常に興味深く、自分のことに引き比べつつ、引き込まれるようにお話を伺いました。社長さんは講演会やビジネスセミナーの講師にもよく行かれるそうですが、これはそんなときに聞くことができるお話しでしょうから、私一人が聞くのはほんとうにもったいないくらい。
仕事を超えて楽しく、貴重な経験をさせていただきました。
詳しくは「B&C(パンニュース社)」7-8月号、巻頭特集「夏においしいパン」にて!
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