- 下村 豊
- 株式会社CSプランナー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
今日の結果は、どうでしたか。
今日は3月14日、今月の受注状況はいかがですか。
100件アプローチ(提案と考えていますが)して、100件売れることはありません。
では、貴方が扱っている商品、サービスは、会社平均で100件中何件が売れていますか。
貴方の場合は、何件中何件売れていますか。
100件提案して、1件しか売れない。
ちょっと待って下さい。
100件提案して、何件問合せがあって、1件なのですか。
100件提案して、1件の問合せが、必ず売れるなら、1000件提案すれば、10件売れます。
100件提案して、50件問合せがあって、1件売れている。
商品、コンセプトのニーズは合っています。
しかし、そのニーズを満たせる商品、サービスではない、ということです。
ならば、ニーズに応えられる商品、サービスにするか、
1000件提案して、半分の500件の問合せの内、10件の確率を11件、12件と上げることを考えるべきです。
営業は、確率の仕事です。
確率を上げるために、どうすれば良いかを考えることです。
間違いないことは、売れている客先があるという事実です。
1000件提案して、売れる率を10件から、11件、12件上げるために、問合せを増やすために、提案先を変える。
問合せを売上に結びつけるための確率を上げるには、問合せの内容を徹底的に分析することです。
その中で、満足させることができる自社の商品、サービスの特長を明確にすることです。
どちらにしても、100%売れることなんてありません。
断られる、提案しても問合せがない、そんなことは当たり前として、1件でも多くすることを考えるのが営業です。
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