2008年9月にリーマンショックが起き、世界経済は
大きな影響を受けました。
当初は、蚊に刺された位と言われていた日本も同様
でした。
特に大手の下請けである製造業は、過去に経験を
したことがない減産に追い込まれました。
その結果、多くの企業が倒産したのです。
そのような事態に国は動き、中小企業の緊急保証
制度、セーフティーネット保証制度等を創設し、中
小企業の資金繰りを支えました。
その後、東日本大震災が発生したこともあり、中小
企業の融資は概ね順調に行われました。
しかし、ここにきて融資の審査が厳しくなったと感
じます。
今までが甘かったのでそのように感じるのかもし
れないが・・・・・。
業績の改善が遅れている会社、過去の借入が過
大な会社に対して厳しい。
逆に、業績が順調な会社には甘く感じることもあり
ます。
中小企業の二極化が進む中、金融機関の選別が
強くなっているのかも・・・・・・。
そうすると、資金繰りが厳しい会社は早め早めに
動かなければなりません。
信用保証協会も、一部の少額保証を除いて責任
共有制度により100%保証ではないのですから。
やはり、中小企業は勉強あるのみ。
皆様の健闘をお祈りいたします。
このコラムに類似したコラム
大変は大きく変わるチャンスだ、いつ行動するか、今でしょ! 森 大志 - 税理士(2013/03/01 07:08)
飲食店の経営・工夫はすぐに真似される! 森 大志 - 税理士(2013/02/17 12:25)
今日は、第29回の東京企業戦略塾の開催日です 森 大志 - 税理士(2013/02/14 07:43)
飲食店の経営・ここは日本です、本場の味にこだわるだけでは! 森 大志 - 税理士(2013/02/08 18:25)
確定申告における領収書の意味を理解していますか! 森 大志 - 税理士(2013/02/06 19:05)